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【画像・電流電圧レビュー】Quick Charge 3.0対応Tronsmart USB急速充電器とXperia Z5 Compact SO-02H(QC2.0対応)で充電時の電流電圧を比較したぞ。

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【画像・電流電圧レビュー】Quick Charge 3.0対応Tronsmart USB急速充電器とXperia Z5 Compact SO-02H(QC2.0対応)で充電時の電流電圧を比較したぞ。

※QC2.0版は販売終了。Quick Charge 3.0版がタイムセールです。

Quick Chargeと呼ばれる、電圧を昇圧して機器に供給する電力を増やし、充電スピードを
アップさせようというQualcommの規格がありますが、それに対応したドコモのスマートフォン、
Xperia Z5 Compact SO-02Hを手に入れる機会があったので、これを機会にいろいろと
充電器に接続して、流れる電流電圧を計測してみました。

目次

Quick Charge2.0とは:

Androidのみが対応している、米QuallcommのCPUやチップが載った端末と充電器同士を
組み合わせて使うことにより、従来より高速に充電を行うことができる規格です。
iPhoneは未対応です。

従来方式の電圧は5Vですが、Quick Charge 2.0は電圧を9Vまたは12Vまで昇圧することが出来るそうな。
よって、電流が同じ場合は、9/5=1.8倍、または12/5=2.4倍ほど電力を流すことが出来るそうな。

なお、現在は更に上位規格のQuick Charge 3.0も制定されており、今回は値段も安かったので、
Quick Charge 3.0対応Tronsmart USB急速充電器(1300円)を用意しました。
なお、Quick Charge 3.0の対応電圧は3.6V~20Vで、200mVごとの段階的な調節が出来るそうな。
今回用意した端末のXperia Z5 Compact SO-02HはあくまでもQuick Charge2.0までの対応です。
Xperia系列で行くと、XPERIA XZ/XPERIA X Compactで採用されたそうな。
Quick Charge 3.0はQuick Charge2.0と比べ、数割増しの充電スピードが期待できるそうな。

Quick Charge 3.0対応Tronsmart USB急速充電器とは:

さて、QC2.0以上対応の充電器が欲しくなったので、アマゾンで適当に物色しました。
アマゾンの充電器部門の売れ筋ランキングから、QC対応充電器、かつ複数ポートが無いものを
上から見ていきました。

Ankerの3000円ぐらい出せば、5ポート対応などのヤバそうなモンスター充電器があるのですが、
どう考えてもスマホ1台の充電にはオーバースペックなので却下です。

こんなの。AUKEY USB ACアダプター スマホ充電器 55.5W 5ポート 5台同時充電可能。
邪魔そう。2399円。

という訳で、売れ筋ランキングNo4の[Qualcomm認証済] Quick Charge 3.0 Tronsmart USB急速充電器に
決定しました。1389円、ポチってから24時間で届くというスピード配達です。

さて、届いた充電器のパッケージを開封していきます。

8cm×8cm程度のパッケージで届きました。

裏面:

モデル名はWC1TJPBとのこと。RoHS対応


中身はこれ。ワランティーカード、ちょっと太めの1.8mものケーブル、本体です。
ワランティーカードは18ヶ月保証とのこと。別にこのカードがあろうがなかろうが、
保証は適用されるみたいです。


表面はこれ。Tronsmartのロゴ入り。今気が付きましたが、Transmartじゃないんですね。
まぁどうでもいっか。


側面にはQuick Charge3.0対応ロゴが。


何故か日本語表記のACアダプタ側面。出力は
3.6V~6.5V:3A
6.5V~9V:2A
9V~12V:1.5Aとのこと。

さて本題、充電時にどの程度の電流電圧が流れるかについて、継続していきます。

準備機材:

実験に用いたのはこのパターン。
①Quick Charge 3.0 Tronsmart +Anker Astro E1 5200mAh(QC非対応)
②富士通ARROWS m02付属FMV-AC346(5V/2A)+Anker Astro E1 5200mAh(QC非対応)
③NTTドコモACアダプタ(5V/1A)+Anker Astro E1 5200mAh(QC非対応)

④Quick Charge 3.0 Tronsmart +Xperia Z5 Compact SO-02H(QuickCharge2.0対応)
⑤富士通ARROWS m02付属FMV-AC346(5V/2A)+Xperia Z5 Compact SO-02H(QuickCharge2.0対応)
⑥NTTドコモACアダプタ(5V/1A)+Xperia Z5 Compact SO-02H(QuickCharge2.0対応)

上がQC未対応のAnkerのバッテリーAnker Astro E1を使用。

122gでかなり軽量の割に、5200mAhというそこそこ充電できる容量。
スタイリッシュでかっこよく、カバンに1個入れておくと、スマホ1回ちょいぐらいが
余裕で充電できるタイプ。しかしQuickCharge未対応。

こいつをQuickCharge未対応機種として抜粋しました。
なお、ほとんどバッテリー残量空状態での充電です。

一方、Xperia Z5 Compact SO-02H(QuickCharge2.0対応)は、
バッテリー残量が80%越えという、そこそこお腹いっぱい状態。

それで比較して公正な比較になるんか?というツッコミはさておき、ACアダプタもいろいろ変えて
やってみたので、見てみましょう。


①Quick Charge 3.0 Tronsmart +Anker Astro E1 5200mAh(QC非対応)
5V1.1A=5.5W


②富士通ARROWS m02付属FMV-AC346(5V/2A)+Anker Astro E1 5200mAh(QC非対応)
5.23V1.09A=5.7W


③NTTドコモACアダプタ(5V/1A)+Anker Astro E1 5200mAh(QC非対応)
4.13V0.96A=3.96W


④Quick Charge 3.0 Tronsmart +Xperia Z5 Compact SO-02H(QuickCharge2.0対応)
8.96V1.03A=9.23W


⑤富士通ARROWS m02付属FMV-AC346(5V/2A)+Xperia Z5 Compact SO-02H(QuickCharge2.0対応)
5.32V1.44A=7.66W


⑥NTTドコモACアダプタ(5V/1A)+Xperia Z5 Compact SO-02H(QuickCharge2.0対応)
4.78V0.94A=4.5W

という訳で、4番のQC対応規格品同士で、8.96Vもの電圧となっていることが分かりました。
電圧×電流の電力(W)も一番高くなっていることがわかります。

特に、Quick Chargeは規格の性質上、充電し始めが早いとのことですので、
もっとXperia Z5 Compact SO-02Hを酷使してバッテリーなくなりかけから充電すると、
顕著な差が出たかもしれません。

まぁ80%からの充電としても、これだけ差が出るのであれば、1300円払って買ってみた甲斐はあったかも。
みなさんもQuick Charge対応端末を買ったら、ACアダプタもそれに合わせてQuick Charge対応に
してみましょう。今から買うのであれば、Quick Charge3.0対応が安いですよ。


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