渋谷の若者向けワクチン接種会場、現場が工夫して抽選制にして長い行列がなくなる。良かったよかった。橋下徹も社会学者も馬鹿にする愚策。

渋谷の若者向けワクチン接種会場、現場が工夫して抽選制にして長い行列がなくなる。良かったよかった。

画像引用元：渋谷の予約不要ワクチン接種に若者殺到…受付予定時刻前に“打ち切り”で不満の声も

地獄の苦しみを味わってモデルナワクチン2回を接種した管理人としては高みの見物ですが、
東京都渋谷区の若者向けワクチン接種会場に若者が殺到し、大行列が起きるという社会現象が
起きていた問題で、都は接種を抽選制とし、また抽選券を受け取った人が昨日の2226人から
昨日は1357人まで減少（4割減）、長い行列は無くなったそうな。

２９日、渋谷の会場前には午前６時半から１５人ほどが列をつくりましたが、都は２８日の混雑を受け、予定より約２時間前倒しして、午前７時すぎから抽選券を配布しました。また、配布の際の本人確認を簡略化したため、長い行列にはならず、大きな混乱はありませんでした。

元々この会場、地域でワクチンが打てない若者に予約可能な接種センターを作ろう、
という小池都知事の発案？で始まったもので、社会学者の古市憲寿氏は「東京都の人は算数すら出来ない」と
馬鹿にされていました。

　この報道に古市氏は「東京都の人は算数ができないのかなってびっくりした」と驚きを口にした。「だって普通に考えて、対象となる16歳から39歳ですか。大体400万人だとして、在住だけじゃなくて東京に在勤の人も含めるから対象者はもっと増えると思う。400万人がいて、仮に99％の人たちが打ちたくないっていってても1％の人が打ちたいって言ったら、それで4万人じゃないですか。なのに1日200件っていう、桁がどう考えてもおかしいでしょ。10秒の計算でわかることを大々的に『若者向け接種始めます』って言って、200ってのはさすがにバカすぎる」と苦言を呈した。
古市憲寿氏　若者ワクチン接種会場混乱に「東京都の人は算数ができないのかな」橋下氏「目標がわからない」― スポニチ Sponichi Annex 芸能

橋下徹も馬鹿にしてました：

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏（52）は「小池さんがパッと政治的に思いついたと思うんだけど、若者に接種しなきゃいけないと」とし「僕なんかも接種券なしで繁華街で特設会場作ってどんどん打っていくっていう乱れ打ちのやり方もあるんじゃないかっていうのを言ってますけど、多分同じような感覚で政治家だったらそういうことを思いつく。でも、その次に実施するときには行政マンに行政的にちゃんと揉んでねと。政治家の思いつきをちゃんと実行するためには、行政的にしっかり実行するための制度作りのところは、ちゃんとやってねっていうのを議論させて実行しなきゃいけないけど、ここが抜けちゃったと思う。政治家の思いつきのまんま東京都の職員は小池さんが言ったんだからやらないといけないと走っちゃったと思う」と見解を示した。

引用元：同上

壮大な行列が出来たことに対して、東京都小池知事は「密でしたね、工夫してほしいですね、現場で」と
投げやりな対応。

そもそも最初から希望者が殺到することが目に見えてるんだから、
明日以降も現地で配るだろう整理券なんかやめて、さっさとオンライン抽選にすれば良いんだよ。
それすら出来ない東京都。本当に紙が好きだな。

そしてこれだけ手間ひまかけて、東京都の職員も早朝から対応させておいて、
1日で接種できるのが200－300名って社会的コストと効果が全く釣り合ってないだろ。
確保しているワクチンの量が想像より一桁少ないんだよ。

もうやめちまえよ、東京都の人的リソースの無駄だろ。現場対応している公務員は草のように
そのへんから生えてくるわけじゃねーんだぞ。役に立たない政治家は生えてくるけどな。

雰囲気と知名度だけのおばさんを適当に都知事選で選ぶと、割を食うのが若者、
といういい例ですね。次回はちゃんと考えて選挙に行きましょう。