今度はワクチン予約代行詐欺、始まる。

今度はワクチン予約代行詐欺、始まる。

ガバガバで始まった防衛省の大規模接種センターの予約は
防衛相が「ワクチンを無駄にしかねない悪質な行為、厳重に抗議する」という声明を発表して、
荒れに荒れていますが、この社会的混乱を利用したワクチン予約代行の詐欺が
各地で頻発しているようです。

具体的には、「５０００円を支払えば、必ず接種ができるように予約を代行する」などという不審な電話がかかってきたケースや、突然自宅にやってきた男が「市役所から来ました。予約の代行をします」と説明したので、担当部署や名前を確認したところ立ち去ったケースなどがあったということです。

これは酷い。

お年寄りの中にはインターネットが使えずWeb予約が出来ず、身内に相談できず、
「かと言って普通に考えたら接種会場に直接押しかけてゴネ得狙うと相手に迷惑だよね、
無駄に外出せずに家でテレビでも見て河川敷でもジョギングして酒のんで寝るか。
どうせほっといたら接種の順番回ってくるし」、という人も結構いらっしゃるかと思います。

そういった人も内心は心細いはずなので、そんな人に「市役所ですけど、予約を代行するために
本人確認のため、こちらからした電話で失礼ですが、名前と生年月日を教えてもらえますでしょうか」
と言われると、ホイホイと教えてしまいそう。

こういった犯罪者集団が巷にあふれて社会不安を煽ると、不安に駆られた人が増えて、
ワクチンの正常な接種に支障が出て、集団免疫の獲得に遅延が起き、
正常な経済活動への復活の妨げとなります。

という訳で、こういう犯罪はガンガン取り締まらなくては。
警察も点数の稼ぎどころかと。