【インテル外される】Intel、ダウ平均株価から25年ぶり除外へ。NVIDIAと入れ替え。

【インテル外される】Intel、ダウ平均株価から25年ぶり除外へ。NVIDIAと入れ替え。

インテル入ってる、Core 2 Duoおじさん「あと10年は戦える」などと一世を風靡した米インテル社ですが、
ついに米国を代表する30種類の会社から構成されるダウ平均株価から外されることになりました。

米国の代表的な株価指標であるダウ平均株価（３０種）を算出する米Ｓ＆Ｐダウ・ジョーンズ・インデックスは１日、ダウ平均株価を構成する３０銘柄から米半導体大手インテルを除外し、代わって米半導体大手エヌビディアを加えると発表した。入れ替えは８日から。インテルがダウ平均から外れるのは約２５年ぶり。米国の半導体企業の主役交代を象徴する出来事となりそうだ。

　エヌビディアは生成ＡＩ（人工知能）ブームを追い風に急成長した企業で、生成ＡＩ向け半導体で世界シェア（占有率）の約８割を握る。株価はこの１年で３倍以上に高騰しており、現在の時価総額はアップルに次いで世界２位だ。

　エヌビディアをダウ平均の構成銘柄に採用することで、過去最高値水準にあるダウ平均がさらに押し上げられる可能性がある。
インテル、ダウ平均から２５年ぶり除外…８日からエヌビディアと入れ替え : 読売新聞

これは時代の流れですかね・・・NVIDIAなんて、昔(2017年）は日本経済新聞に「謎の半導体メーカー」などと
言われていたのに、今となっては雲の上の存在です。いや、当時も相当に知名度はありましたけどね。
あの表現は日経が読者を舐めすぎだったのでしょう。
詳報：トヨタが頼った謎のAI半導体メーカー：日経ビジネス電子版

なお、インテル社は、大赤字とのこと。これはきっついな。2.5兆円の赤字って。

１０月３１日に発表した２０２４年７～９月期決算では、１９６８年の創業以来最大となる１６６億３９００万ドル（約２・５兆円）の最終赤字を計上した。
インテル、ダウ平均から２５年ぶり除外…８日からエヌビディアと入れ替え : 読売新聞

大体愛知県の年間予算（2.8兆円）がマイナス方向にぶっ飛んだことに。これはこれは。

ちなみに、インテル社はムーアの法則で知られるゴードン・E・ムーア氏が創設者の一人です。
インテルがダウから外されたことにより、一つの時代の区切りとなったかも。

とは言え、「まだまだ死なんよ、半導体産業は」ということで、これからもNVIDIAは伸び続けるでしょう。
インテルの調子が悪いだけで、半導体産業は各国から国家安全保障と経済政策に直接的に関与する戦略物資として
扱われていますからね。半導体外交も盛んですし。

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