新生銀行で外貨の為替手数料が無料タイム。4/16 20時～4/17 20時。釣り広告には気をつけて、余剰資金で１０年ぐらい放置しておこう。多分お得。
長引く不況の中、少しでも資産を増やそうと四苦八苦している人が多いかと思いますが、
新生銀行で外貨の為替手数料が通常25銭～50銭かかるところ、
期間限定で無料となります。
期間：2015年9月8日（火）20:00～2015年9月9日（水）08:00まで
元々の手数料は下記の通り。
・新生スタンダード 50銭 ※誰でもなれる
・新生ゴールド ４０銭 ※１００万円以上預けた人
・新生プラチナ ２５銭 ※２０００万以上預けた人
新生銀行での為替レートの確認はこちら。
新生銀行での外貨預金の金利はこちら。想像以上に良くない。
新生銀行では売りレートと買いレートの差を為替手数料としているため、
今回の為替手数料無料タイムでは、円⇒外貨への変換が手数料無料で可能となります。
ただし、外貨⇒円の変換は無料対象ではありませんのでご注意を。
手数料無料に浮かれて円⇒外貨に変換して定期を組み、円に戻すときにはちゃんと手数料を取られます。
例えば豪ドル相場を１豪ドル＝９５円とすると、新生スタンダードでは１豪ドルで50銭＝0.5銭取られますので、
0.5/95=0.005=0.5%が為替手数料として吹っ飛びます。
パワーステップアップ外貨定期２の豪ドル建ては年2%ですが、実質利回りはもっと落ちることになります。
そこから更に税金が２割ほど引かれます。その辺をよく考えて外貨預金を行いましょう。
また、「※当行の判断で期間が短縮される可能性があります。」との記述が散見されますが、
これは「当行の判断で（銀行側がちょっとでも得するように）期間が短縮される可能性があります。」の
ことですので、気をつけましょう。
さらに、お試し外貨プランという広告が目につき、米ドル4％/年、豪ドル6%/年などと
景気のいい数字が並んでいますが、あくまでも期間が１ヶ月の預入ですし、
この広告につられて外貨預金を始めると、為替手数料でもれなく損をするという素敵なサービスです。
○おすすめ投資法。
失っても、落としてもどうでもよいお金を用意しましょう。
間違っても教育資金や老後の資金や結婚資金には手を付けないようにしてください。
そして豪ドルあたりに（定期）預金を行い、１０年ぐらい放置しておきましょう。
多少為替のリスクはもちろんあり、アベノミクス次第では当然元本割れもありますが、
まぁ１０年間・年数％・複利で運用するとあまり損はしないかと。
銀行側は「今売るとお得ですよ」とか「今一旦損切りしましょう」とかいろいろ電話で提案してくるかと思いますが、
少しでも通貨を回転させて、手数料で稼ぐのが彼らのビジネスですので、全部無視しておきましょう。
それではよい貯蓄ライフを。
