ヤマト運輸の不在連絡票に酷似した「歯の矯正」広告がポストに投函される。この広告、世の中を舐め過ぎだろう。

これよく見たら広告でした、本当に迷惑。 pic.twitter.com/VklQbydHmq

— えび沢 (@ebisawade) March 1, 2025

ヤマト運輸の不在連絡票に酷似した「歯の矯正」広告がポストに投函される。この広告、世の中を舐め過ぎだろう。

最近は自宅でできるマウスピースによる歯の矯正が流行っているようですが、
ヤマト運輸の不在連絡票に酷似した広告が物議を醸しています。

　物議をかもしているのは、X（Twitter）に投稿された、歯科矯正サービスに関するチラシの写真。

　「通院ご不要連絡票」と書かれたチラシは、ヤマト運輸の「ご不在連絡票」と色遣いや配置、文言などが酷似しており、宛名は「過去に歯科矯正をほんの少しでも検討したことがあるみな様」となっていました。チラシの中には、ヤマト運輸が商標登録している「宅急便」という文言も含まれていました。

　写真とともに「本当に迷惑」という感想を添えて投稿した、Xユーザーのえび沢さんによると、3月1日に郵便物の中に紛れていたチラシを発見したといいます。

　チラシに対しては「広告の最下欄には『広告である』との記載があったものの、他の郵便物に重なっていてすぐには気づけませんでした」「医療サービスに関する広告であり、何よりも信頼性が重要な事業であるにもかかわらず、このような手法が使われていることに違和感を覚えました」と話しました。

　ヤマト運輸の広報担当者は3月5日、ねとらぼ編集部の取材に「SNSの投稿で把握し、配布元の企業に配布の中止を申し入れました」と説明。チラシについて「弊社のご不在連絡票と誤認させる内容」だとし、「弊社の登録商標や知的財産の無断利用は一切認めておりません」とコメントしています。
「本当に迷惑」　宅急便の「不在連絡票」と酷似のチラシが物議……　ヤマト運輸「配布中止申し入れ」（ねとらぼ） – Yahoo!ニュース

流石にこりゃ世の中舐めてるだろう。真面目に読めば広告だと分かるのでしょうけど、
読んでしまった時間を返して欲しい。「なんか注文したっけ？」と思った人も多いハズ。

当然、ヤマト運輸側にも問い合わせが多数入っているでしょう。
「ヤマト側は把握、許可しているのか」「ヤマトがこの広告を配布しているの？やめて、迷惑」
などなど。ヤマト運輸側も余計な手間を取らされているでしょう。

なお、ヤマト運輸が商標登録している「宅急便」という無断で文言も使われています。
彼らは「宅配便」ではなく、「宅急便」という言葉に誇りを持っていますから。
こりゃヤマト運輸の法務部がガチギレ案件ですね。

この業者もこの広告を作成する前に、なにか問題になりそう、
とは思わなかったのだろうか。謎。

ちなみに、歯の矯正は最近はどこでも受けられますが、日本矯正歯科学会の
認定医・専門医・指導医が在籍している歯科医院での診察をおすすめします。
認定医・臨床指導医名簿一覧 | 公益社団法人 日本矯正歯科学会

別にオンライン矯正を否定するつもりはありませんが、真っ当な手法で集客して欲しいところですね。