ファーストリテイリングの柳井正氏「このままでは日本人は滅びる」「日本人同士のなれ合い廃止を」

2024年10月11日

ユニクロ会長の柳井正氏が発言した「このままでは日本人は滅びる」という発言が波紋を呼んでいます。

日本テレビの単独インタビューで「このままでは日本人は滅びる」と日本の将来に危機感をあらわにしていた、ファーストリテイリングの柳井正会長兼社長。10日の会見でも「日本人同士のなれ合いみたいなことは廃止すべき」と改めて警鐘を鳴らしました。

ファーストリテイリング　柳井正会長兼社長
「あらゆる産業にとって世界が開かれて、しかも日本という立地にあるわけですよ。日本のパスポートほど良いパスポートはないですよ。どの国でも事業ができるし、日本の歴史、それと日本文化っていうのがありますよね、その一番大事なものをなんで利用しないのか、それが僕は一番大事なことなんじゃないかなと思います。日本の強み、弱い点もあると思う。それを現実的にやっぱり把握して、自分は何者か、あるいは自社は何者かっていうことをもっと把握して努力したらもっといい結果が出ると思う」

「『あなた何考えてるの？』ということをもっと表明しないと、日本人は個人として認識されないんじゃないかな」「やっぱり日本人同士なれ合いみたいなことを廃止しないと、外国人と一緒に仕事できないんじゃないかと思うので、そのあたりのことをよく考えてやっていけばいいんじゃないかな」
“このままでは日本人は滅びる”発言反響の柳井正氏…改めて警鐘「日本人同士のなれ合い廃止を」（日テレNEWS NNN） – Yahoo!ニュース

まぁこのペースで出生率が落ちて、人口が減少していけば、放っておけば日本人が絶滅するのは自明の理ですし、
中国、北朝鮮、ロシア、韓国というならず者国家に囲まれている我が国は、いつ何時武力攻撃を受けてもおかしくありません。

とは言え、このおっさんが言うことはいまいちよくわからないな・・・

労働生産性を上げて、価格に転嫁（値上げ）していかないと立ち行かないのは分かります。
とは言え、「日本人同士のなれ合い廃止を」すると、阿吽の呼吸みたいな空気感がなくなりますし、
それはそれで心地よい人も多いハズ。いわゆる「空気の読みあい」というやつですね。

そしてそれが無くなって、個人が自我を主張しだして、何をしでかすかよく分からない群衆の集まりとなると、
柳井正氏がいう「世界で一番通用するパスポート」という効果は無くなっていくでしょう。

ただ、海外とのビジネスではとりあえず大声で主張しないと意見を聞いてもらえませんし、
ましてや自分が思う通りに状況をコントロールするのは難しいです。
黙っていても配慮してもらえる、と思うのは日本人だけです。
メリケンどもは自分たちに気に入らない、受け入れられない事があると、ルールごと変えてきて
盤面をひっくり返すこともしばしば。

そのへんの状況のコントロール能力は、海外勢のほうが遥かに上手かと。
ある程度したたかに生きて交渉をしないと、やられっぱなしになるでしょう。

とは言え、日本人は一応今でも先進国ですし、物質的には十分に豊かなので、
心の豊かさを求める道を選ぶのもありかもしれませんね。