楽天モバイルさん、またシェアを落としてしまう。あんなに社員が頑張ったのに。MVNOではIIJmioがシェアNo1。2位はOCNモバイルONE。

楽天モバイルさん、またシェアを落としてしまう。MVNOではIIJmioがシェアNo1。2位はOCNモバイルONE。

総務省が令和5年3月24日に発表した「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表
（令和4年度第3四半期（12月末））」によると、楽天モバイルがまたシェアを微減させたそうな。

楽天モバイル

移動系通信（携帯電話・PHS・BWA）は2億774万（前期比＋1.1％、前年同期比＋3.6％）と増えているにも関わらず、
楽天モバイルは2.2％（前期比、前年同期比ともに▲0.1ポイント）と微減となってしまったそうな。
※BWAとは業務・自治体向け無線通信のこと。

これは三木谷氏の逆鱗に触れそう・・・というものではなく、楽天モバイルなどの報告地に基づいて
本資料は作られているので、当然ですが三木谷氏はこの数字を把握しています。

だからこそ、ちょっとでもマイナス影響を低減させようとして年末年始に社員にノルマを課したり、
年始の店舗向け決起会で楽天モバイルの契約を促したのでしょうね。
関連記事：楽天モバイル、社員に年末年始で1人5回線契約のノルマを課す。自爆営業しても新規5回線はハードル高くないよね。 | 節約速報

なお、楽天モバイルの決算資料によると、2022年12月末時点では449万契約、
1月末時点で452万契約と、微妙に増えているとのこと。
楽天モバイルのシェアは0.1ポイント減の2.2％、総務省調査 – ケータイ Watch

まぁあれだけ端末値下げ投げ売りしていればそうなるでしょう。
あとは回線の有料化に伴う、ARPUの上昇を楽天の経営陣は期待しているのでしょうね。

節約速報経由でも、楽天モバイルを契約している人がちらほらいらっしゃいますので、
地道にユーザー数を増やしているのがなんとなく観測出来ます。

問題は、さらなる改悪とか、値上げとかは勘弁して欲しいところ。流石にこれ以上値上げされたら、
ユーザーはついていけないでしょうね。

MVNOではIIJmioがシェアNo1。2位はOCNモバイルONE、3位はmineo。

なお、総務省資料によると、MVNOは契約数が2875万件であり、
単純計算で日本人の24％となります。現実的には1人複数回線契約していらっしゃる方も
結構おりますので、実際の対人口シェアは1割強、と言ったところでしょうか。

さて、会社別シェアと代表的サービスは次の通り。

1位：IIJ、IIJmioが19.7％（前期比＋0.7 ポイント）
2位：NTTレゾナント、OCNモバイルONEが11.1％（前期比＋1.0 ポイント）、
3位：オプテージ、mineoが9.1％（前期比±0 ポイント）
4位：富士通、nifmoが 5.6％（前期比±0 ポイント）、
5位：ビッグローブ、BIGLOBE mobileが4.9％（前期比▲0.3 ポイント）

まぁ順当な結果でしょうか。
富士通のnifmo（ニフティ）ってノジマグループに売り飛ばしませんでしたっけ。
「NifMo」「デイリーポータルZ」がノジマに移籍、ニフティの事業再編 – ケータイ Watch

はてさて、楽天モバイル、今後はどうなることやら。
管理人も債権者ですので、頑張って欲しいところ。
関連記事：楽天モバイル社債「戦時国債」、無事に売り切れへ。管理人も100万円買ってみた。 | 節約速報