DTIが『Pokémon GO』のデータ通信料が1年間無料となる新プラン「DTI SIM ノーカウント」を発表へ。5GBデータ1220円、音声1920円。MVNO/AndroidでポケモンGoを遊ぶのはGPSなどで注意が必要。7/19～。

2016 7/22

2016年7月22日

※ポケモンGo、ついに配信開始。

半年間・毎月3GBが使える無料データSIMを配布中で有名なDTIですが、
今ならポケモンGoのデータ通信量は高速通信量にノーカウントにするという料金プラン、
「DTI SIM ノーカウント」を発表しました。

予約開始：7/19～

サービス名	DTI SIM データプラン	DTI SIM データSMSプラン	DTI SIM 音声プラン
	ノーカウント	ノーカウント	ノーカウント
通信容量	5GB
通信方式	ドコモLTE、3G接続
対応SIMサイズ	標準、micro、nano
通信速度	上り：最大50Mbps/下り:最大225Mbps
初期費用	3,000円
月額基本料金	1,220円	1,370円	1,920円
対象アプリ	Android/iOS用ゲーム『Pokemon GO』

なお、通常の料金プランと同じ金額ですので、少しでもポケモンGoを使う予定がある人は、
DTIのSIMノーカウントプランを申し込んでおきましょう。

ポケモンGoを楽しむ上で、MVNO/SIMフリー端末/キャリアAndroid端末を使う注意点：

ポケモンGoはGPS測位を利用して遊ぶことが前提のゲームです。

キャリアのSIMでキャリアのiPhoneでポケモンGoを楽しむ分には問題ないのですが、
SIMフリー端末でMVNO・SIMを挿して、Android版ポケモンGoを楽しむのは注意が必要です。

キャリア（ドコモ）スマホ＋MVNO・SIM：
ドコモなどのキャリアスマホは、基地局からの電波を利用して、GPS測位を高速化するという、
A-GPS（Assisted-GPS)を利用しています。これにより現在位置を高速に取得できます。
このA-GPSがキャリアスマホ＋MVNO・SIMの組み合わせでは利用できません。
ソース：「MVNOだとGPSがうまく使えない」噂は本当か？の解説も｜モバイルビジネス通信

キャリアスマホ＋キャリア純正SIMだとこの問題は起きません。
また、SIMフリー端末＋MVNO・SIMでもこの問題は起きません。なぜなら、SIMフリー端末は、
Googleが提供するサーバーからGPS衛星情報を取得できるためです。
キャリア提供のサーバーは、例えばドコモですと接続がSPモードに限られるため、
SPモードではないMVNO・SIMを挿してもドコモのGPSサーバーと通信できません。

だったら、接続先をGoogleのGPSサーバーに変更すれば良いのですが、
端末のルート化などが必要だそうな。
一応非ルート化でアプリで対応するという方法もあるみたいです。
A-GPSデータを強制ダウンロードしてGPSを高速化する方法【MVNOなど】 | TeraDas－テラダス

なお、iPhoneはAppleのサーバーにSIM関係なくGPS情報を取得しに行くので問題ないとのこと。

Androidの場合：
・まず、Android ver4.4以上でないと未対応。
・IntelのATOMプロセッサ搭載の、Zenfone2などは未対応。
・RAM2GB以上搭載の端末が必要。
・ジャイロセンサーが付いていないAndroid端末では一部AR表示に未対応。
・タブレットは未対応。

iPhoneの場合、iPhone5以上だと動作します。4Sはちょっと謎。4は無理っぽい。
iPadは動作するとのこと。