絶好調のオルカン、値上がりの3分の1は「円安」の影響だった。

絶好調のオルカン、値上がりの3分の1は「円安」の影響だった。

2018年10月の設定以来、基準価格が2倍の22,000円に到達し、新NISAでも膨大なお金が流れ込んで
絶好調のｅＭＡＸＩＳ Ｓｌｉｍ 全世界株式（オール・カントリー）ですが、
この誰しもが気になっている基準価格のうち、円安影響がどの程度基準価格へ影響しているか、
「基準価額の変動要因（概算）」が公開されています。

ｅＭＡＸＩＳ　Ｓｌｉｍ　全世界株式（オール・カントリー） 2023年12月月次レポート

これによると、2023年12月の時点で、+10899円、そのうち3742円。実に34％、3分の1が
円安の影響だったそうな。

ちなみに、2018年10月31日の米ドル相場は1ドル113.28円。
2023年12月29日は141.82円。

+25.19%とのこと。

内部でどういう計算で重み付けされて最終的な基準価格に反映されるのかは分かりませんが、
今後、相場が同じぐらい円高にふれると、20,899円⇒マイナス3742円の17,157円、つまり18％ぐらいは
下落する可能性が予見されます。あくまでもざっくり計算であり細かいことは分かりませんが。

ただ、円高への振れ幅よりはマイルドな基準価格の下落になりそう。

という訳で、そのへんも織り込んで、淡々と積立していきましょう。