コンビニのプライチ、そろそろ終了か。メーカー「すまん、もう限界。」

コンビニのプライチ、そろそろ終了か。メーカー「もう限界。」

コンビニのプライチとは、1個買うと同じようで別の新商品が翌週に1個貰える、
ということで新商品の販促に使ったり、顧客の来店機会の増加手段として使われていました。
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コンビニ各社はキャンペーンをじわじわと拡大し、今では大規模プライチキャンペーンを週替りで開催し、
週に3－4個の商品が引き換え可能で、消費者もそれに飛びついていました。

客、店、メーカーの3者よしのキャンペーンかと思いきや、メーカーはそろそろ止めたいそうな。
何だそれ。ノリノリだったやんけ。

だが現在、あるコンビニは「『無料でもらえないなら買わない』といったお客さまも出始めている」といい「結果として新商品の価値を下げている」と指摘する。

ある大手食品メーカーからは「1個分の収益で2個目を無償提供する負担は大きく、こうしたやり方が認知度向上やブランド育成に本当につながっているのか」と疑問視する声が上がる。さらに、別の大手食品メーカーは「これまでは（2個目無料で）価格を安くして買ってもらう戦略を取ってきたが、今後はそこにかけていた費用をブランド力を上げるために投じる計画」と明かす。

このように戦略を転換する食品メーカーの動きが加速する可能性はあるものの、これらのキャンペーンが一気に終了することはなさそうだ。メーカーのナショナルブランド（NB）ではなく、コンビニのプライベートブランド（PB）もキャンペーン対象になるからだ。すでに実施したコンビニ担当者は「PBで大きな反響があった」と説明する。別のコンビニ担当者は「メーカーの考えもわかる。メーカーとも協力して、三方よしとなるような新たなキャンペーンを企画していきたい」考えだ。
「次回1個無料」もう限界…コンビニに迫られる集客策の見直し（ニュースイッチ） – Yahoo!ニュース

プライチの商品代はメーカー側が負担しているそうで、原材料価格高騰もあり、
このまま継続するのは簡単ではなさそう。

確かに消費者側も「プライチ対象だったから買うけど、そうでなかったら無理に買わなくていいかな」
という機運があるのも事実かと。そうなってくると本末転倒ですね。

そもそもプライチで買うよりも、スーパーで買ったほうが安いという指摘もありますが、
「プライチで買うからこそ、なんとなくトレジャーハンティング気分で楽しい」という、
消費意欲を掻き立てられるのも事実。

という訳で、出来ればコンビニ側が販促費用をもっと負担したりして、続けて欲しいかも。
正直、記事本文にあるコンビニPB商品はプライチではいらないかな・・・
やっぱりメーカー公式が食べたいし飲みたい。プライベートブランド商品は、
なんとなく貧乏くさいのよね。美味しくない商品も多いですし。