福島原発避難民、都内のタワーマンションに家賃を払わずに居座り、訴えられるも精神的苦痛を味わったとして1000万円の反訴請求。

福島原発避難民、都内のタワーマンションに家賃を払わずに居座り、訴えられるも精神的苦痛を味わったとして1000万円の反訴請求。

東日本大震災からはや12年、本日は何かとメディアが追悼ムードでしたね。

さて、復興庁の調査では、全国に約3万1000人もの避難者がいるそうな。
帰りたくても帰れない人など、様々な事情があるかと思います。

中にはタワーマンションの国家公務員宿舎「東雲住宅」を無償提供は6年間、という条件付きで、
一時的に無償で提供された世帯もありました。

しかし居心地が良すぎたのでしょうか、無償期間を過ぎたものの、家賃を払うこと無く居座り続けている
世帯もあるそうな。

　国家公務員宿舎「東雲住宅」は震災時、災害救助法の適用を受けて福島県の避難者に無償提供された。ただし、無償期間は6年間で、2017年4月からは国家公務員と同額の家賃を支払う契約を結ぶことを条件に2年間の猶予期間が設けられた。さらに、2年の猶予期間を越えた場合は、家賃の2倍に相当する損害金を支払うことも約束された。

　ところが、頑なに家賃を払おうとしない居住者が5世帯いた。支払ってもらえない家賃は、福島県が肩代わりしている。県は調停員に入ってもらい、住居の明け渡しと支払いを求めたが、話し合いは不調に終わった。

　2020年3月25日、県は自主的に退去した1世帯を除き4世帯を提訴。そのうち2世帯についての判決が、今年1月13日に下ったのだ。
都内のタワマンに家賃を払わず住み続け、福島県から訴えられている原発避難民　事態は昨年より悪化していた（デイリー新潮） – Yahoo!ニュース

判決では、県側の訴えが全面的に認められ、賠償命令が下った2世帯は、
精神的苦痛を受けたとして1000万円の損害賠償を求めた反訴請求もしていたが、
それも棄却された、とのこと。

ただし、判決が下りた2世帯は控訴するそうな。

裁判は流石に時間の無駄では？自分の生活を立て直しては？

当事者ではないので詳しい事情は分かりませんが、流石に時間の無駄では無いでしょうか。
訴訟にかかるエネルギーを、自らの生活再建に投下したほうが有意義ではないか。

また、居座っている世帯は、なぜこれで逆に1000万円が取れると思ったのか聞いてみたい。
イデオロギー的に偏った変な支援団体にそそのかされてはいませんか？とも聞いてみたい。

普通に考えて、生活を立て直すための一時的な住まいとして無償提供された場所に、
永久に無償で住めるはずがない。しかも東京都都心の江東区に位置し、
ららぽーと豊洲が徒歩圏内という場所ですよ。
（※最寄り駅は有楽町線豊洲駅かな、徒歩13分。結構遠い。）

無償提供期間は6年ありましたし、格別短いとも思えません。

なお、このタワーマンションの居住費用は福島県が国に対して支払っています。
県としても、これを放置していると税金の無駄遣いとしての誹りを受けるでしょう。

元々が公務員宿舎なのですから、早く立ち退いていただいて、本来の目的に使用してほしいところ。
また、居座っている世帯には、いつまで避難民やってるのか知りませんが、
早く生活を自力で再建してほしいところ。