備蓄米を買うために徹夜組が出現。自分の人生の価値は、自分で決めよう。

備蓄米を買うために徹夜組が出現。自分の人生の価値は、自分で決めよう。

政府備蓄米がネットショップや店舗にて販売が開始されていますが、お店によっては未明から並ぶ「徹夜組」も出て、
長い行列ができているそうな。

　随意契約による政府備蓄米が31日、小売店の店頭で発売された。生活用品大手のアイリスオーヤマ（仙台市）は、系列のホームセンター2店舗で、5キロ（2160円）の計160袋を販売した。店舗では未明から並ぶ「徹夜組」も出て、長い行列ができた。

(中略）

　95袋が用意されたダイシン幸町店では、雨天にもかかわらず、午前7時半時点で約250人が整理券を求めて行列を作った。

　午前0時ごろに一番乗りした公務員の男性（49）は「食べ盛りの子どもがいるので、ありがたい。5キロで4000円や5000円は高すぎる」と話した。午前9時に販売が始まると、整理券を持った人たちが次々に備蓄米を受け取った。
備蓄米の整理券求め95袋に250人、即完売の店も　店頭販売開始（毎日新聞） – Yahoo!ニュース

古古古米などを買うために徹夜で並んで米5kg2160円を購入・・・日本人も堕ちたな・・・
一人1個制限もあるでしょうし、寝ずに半日かけて3000円程度の節約か・・・家でしっかり寝て、
5000円の米をネット通販でポチったほうが健康面でいいのでは。

まぁこの記事で例として出ている方は公務員なので副業やアルバイトは厳しそうですが、
それにしてももう少し有益な時間の使い方はあるだろう、といいたい。

こういうのに並ぶ人は、自分の時給をいくらで換算しているのだろう。
時給というより、もはや自分の人生の価値をいくらで見積もっているのだろう。

新型iPhoneやスイッチ2などを一刻も早く手に入れてプレイしたいなど、そういう理由ならば徹夜する人の気持ちも
分からなくもないです。しかし、流石に米を買って3000円節約するために徹夜する人の気持ちは、分からないですね。

1円安いガソリンを買いに、遠くのガソリンスタンドにわざわざ行って、アイドリングで並ぶのと同じぐらい
馬鹿馬鹿しい話です。

この手の行列は並ぶために価値がある、先頭で商品を手に入れることにエクスタシーを感じる、
という側面もあるので、あまりタイパ・コスパは考えなくていいのかもしれませんが。

「そんなに都合よく時間単位で働けないよ」という反論もあるかも知れませんが、その限定思考こそが貧困の元。
自らの可能性を狭い枠組みに囚われて、自ら否定する。だから貧乏に陥るのです。
こんなクソみたいな米を真っ先に手に入れて、喜んでいる場合ではありません。

会社の給料が増えないのなら、所得を増やせばいいじゃない、ということで何か自分が出来ることを考えていきましょう。
自分の人生の価値は、自分で決めましょう。

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