ZOZOTOWNで送料をユーザーが自由に設定できる送料自由サービスを開始へ。10/1～。
この会社、何か送料に関して因縁があるな、と思いますね。
元々、女子高生のユーザーがZOZOTOWNの送料高すぎ、とツイートした件に関して、
社長の前澤友作さんが「お前みたいな感謝のない奴は二度と注文しなくていいわ。」と
リツイートして炎上騒ぎになりました。
前澤友作@yousuck2020
詐欺？？ただで商品が届くと思うんじゃねぇよ。お前ん家まで汗水たらしてヤマトの宅配会社の人がわざわざ運んでくれてんだよ。お前みたいな感謝のない奴は二度と注文しなくていいわ。
“@sr_1125: 1050円なくせに送料手数料入れたら1750円とかまじ詐欺やろ～ ゾゾタウン。”
これが2012/10/19の話です。あれから4年が経ったのですね。
さて、今回ゾゾタウンでは、ユーザーが任意で送料を設定できる、
送料自由というサービスを始めるそうな。
お客様自身でこの位払ってあげてもいいかな、という金額を0－3000円で設定でき、
特に指定しない場合はデフォルト設定の400円となります。
【送料自由】本日よりZOZOTOWNの送料は、お客様のお気持ちやご都合で自由に決めていただけるようになりました。0円でも500円でもお客様の自由です。自由に価格を決めていただくことで、運ぶ人と受け取る人との間に、気持ちの交換が生まれれば素敵だなと思います。よろしくお願いします。
— Yusaku Maezawa 前澤友作 (@yousuck2020) 2017年10月1日
ZOZOTOWNの送料をリアルショップで買う人が負担へ？
もちろん、多くのユーザーが0円を選択するでしょう。それを見越して、服の価格は設定されるでしょう。
小売価格に反映しづらい、低価格帯のブランドは苦戦を強いられるでしょう。
また、有名ショップでリアル店舗を持っているブランドも、店頭価格より値段が高いとばれるので、
売る側としては会社全体の利益を見ながらプライシングしますから、ブランド全体の価格が上がり、
ZOZOTOWNユーザーの送料の一部を、リアルショップのユーザーが負担する、
という状況になるかもしれません。
もっとも、そのような状態になるのは、そのブランドでユーザーがどのぐらいZOZOTOWNで買うのか、
またZOZOTOWNでどのぐらいのユーザーが送料をお布施するかに影響されます。
正直、ほとんどすべてのユーザーが送料0円を選択するでしょうから、
ZOZOTOWNで買う客が多いほど、店頭価格も含めて次第に商品価格が上がるでしょうね。
その辺も含めての「試験導入」かと。興味ある人はちょっと秋の装備品をポチッてみましょう。
