auがSIMロック解除を181日⇒101日に短縮へ、一方中古白ロムのSIMロック解除を中止へ。
これまでauは2015年5月以降に発売されたスマートフォン(iPhone)/タブレット/Wi-Fiルーターなどを
購入から181日目以降にSIMロック解除に応じてきました。
今回総務省要望を受け、2017/8/1以降、101日目以降にSIMロック解除に応じるという規制緩和を
行うことになりました。
また、2017/12/1以降は、一括払いで購入した場合は、一括払いの支払確認後よりSIMロック解除が
可能となるとのこと。
期間:2017年8月1日~
条件:一括・分割で購入した場合、101日目以降に解除。
期間:2017年12月1日~
条件:一括で購入した場合、確認後に即日解除。
手数料:
ショップで行うと3000円。
インターネット上のMyauから行うと無料。
中古端末は事実上SIMロック解除対象外へ。
一方、新たに付与された条件として、
「契約者ご本人さまの購入履歴がある場合のみお申し込み可能」という一文が付与されました。
こちらの条件施行日は2017年12月1日適用開始とのこと。
事実上、他人名義で購入された端末が白ロムとしてYahoo!オークションなどに流れていき、
それを購入した人は、自分でSIMロック解除を行うことが出来ません。
出品者、もしくは名義者に依頼して、SIMロック解除を行う必要があります。
もっとも、SIMロック解除を行っている、いないで、相場が変わりそうですね。
当然SIMロック解除後の端末の方が価値があるのですが、SIMロック解除を行っていない端末は、
ネット手続きを行えば手数料無料であるSIMロック解除を行わない状態で出品しているということは、
何かしらの事情や瑕疵があるということで、より相場は下がりそうです。
元々はLevel2SIMロックという、同じキャリア内でも異なるSIMでSIMの使い回しを禁ずるという、
鬼畜な制限をかけていたauですが、今回もまたえげつない制限をかけてきたものですね。
伝統的にauとソフトバンクはSIMロック制限でユーザーの手足を縛るのが大好きですので、
いい加減囲い込み政策に飽き飽きしてきた人は、さっさとMVNOにMNPしましょう。
なお、ドコモもほぼ同様の100日制限ですが、中古端末禁止は行われていません。
関連記事:ドコモがSIMロック解除の条件を緩和へ。一括ならばiPhoneでも即日、分割ならば100日後。一括でも端末購入サポートは100日以内で違約金数万円発生。5/24~。
ただ、キャリア側を一方的に非難することはできず、そもそもこれだけMVNOが溢れているこのご時世、
SIMロックが嫌であれば初めからSIMロック解除された端末とMVNO回線を買いましょうということになります。
キャリアは、自分たちが売りたいものに、売りたい条件を付与して、買いたいお客に売っているだけです。
それに文句を言い過ぎるのもお門違いかと。気持ちも分からなくもないですが。
キャリアの販売奨励金でiPhoneを安く買っておいてSIMロックに文句を言う乞食は御門違い過ぎるよね
キャリアでしかiPhoneが買えない数年前ならまだしも、公式でも買えるのにキャリアのお陰で安く買ってるくせに難癖つける奴