楽天モバイル郵便局店、大量絶滅時代へ。去年の今頃はドヤ顔で「シナジー効果！」とか叫んでいたのに。

（リンク先楽天モバイル）楽天モバイル郵便局店、大量絶滅時代へ。去年の今頃はドヤ顔で「シナジー効果！」とか叫んでいたのに。

楽天グループと日本郵政グループの資本提携の結果、楽天は郵便局を拠点に楽天モバイルの
販促が出来るわ、郵便局に5Gアンテナを建てて電波状況を改善できるわ、物流網も整備できて、
「これぞシナジー！」とか叫んでいたかと思いますが、思うほどその効果が見られなかったのでしょうか、
現在の楽天モバイル 郵便局店が4月末までに280カ所から200箇所閉鎖され、
80店舗での営業となるそうな。

楽天モバイルは、日本郵政グループとの提携で進めてきた郵便局内の店舗（楽天モバイル 郵便局店）を縮小する。1月20日から始まり、4月末までに現在の約280店舗のうち、約200カ所を閉店し、約80店舗にする。

　あわせて、全国2万カ所の郵便局には、新たに楽天モバイルのパンフレットが設置されることになった。設置は1月25日から始まり、順次拡大する。パンフレットからオンラインで申し込める。

　引き続き運営される80店舗には、iPhoneをふくめ、実機が豊富に設置されているとのことで、契約を検討するにあたり実機を確認したい人に向けて今後も運営される。店舗縮小の理由について、同社広報は「新しい取り組みのために現在のスペックはいったん終了することになった」としている。
楽天モバイル 郵便局店が4月末までに280カ所→80カ所に縮小、全国の郵便局にはパンフレット設置（Impress Watch） – Yahoo!ニュース

去年の今頃の記事：

「楽天モバイル 郵便局店」全国285局に拡大 – ケータイ Watch

わずか1年で大量絶滅時代を迎えることになりましたね、楽天モバイル。ちょっと可愛そうかも。

ま、郵便局店頭で楽天モバイルに加入する人なんておじいちゃん/おばあちゃんぐらいでしょうし、
楽天モバイルの客層に合わないでしょうから、思うほど（販促費をかけるほど）数字が
伸びなかったのでしょうね、コスト削減も踏まえ、大量閉鎖、とのこと。

経営として真っ当なやり方ですし、ちょっと垂れ幕とブースを置かせてもらった程度でしょうから、
そもそもあんまり金は掛かっていなかったと推測されますが、そこに派遣された社員やバイトなどの
当事者の心中察するに余りあるかと。

客層的に、リアルで丁寧な接客をして手厚いサポート、と言うのはこの商売向いてないので、
リアル店舗なんてとっとと全て軒並み轢き潰して、5G投資と端末値下げに力を入れて欲しい。
顧客が求めているのは低価格と繋がる回線、これだけや。サポートとかいらんのや。

電波さえ入れば顧客は文句言わないんだから。通信会社としてまっとうな道を歩んで欲しいところ。
問題は「投資は抑制するから、今後とも宜しくな」と決算発表会で宣言していることだ・・・

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