dカードプリペイドがサービス開始。dポイントの実質現金化が可能。入金＆チャージで1000－10万ポイントが1055名に当たる。11/21～。

2016年11月22日

ドコモが高額な通信料を原資に、やりたい放題しているような気がするのですが、
11/21より発行母体を三井住友カードとする「dカードプリペイド」がサービスを開始しており、
同時にキャンペーンも開始しています。

「dカードプリペイド」とは：

ドコモ回線を保有する12歳以上が持つことが出来る、プリペイド式マスターカードです。
限度額は1枚に付き30万円まで。プリペイド式カードとして30万までの決済に対応するのは、
結構珍しいかも。普通の店やネット通販でマスターカードとして使用可能となります。

また、iD対応店舗であれば、iDとしてかざすだけで決済が可能となります。
※マクドナルドはiD決済不可。ワロタ。

年会費、発行手数料：無料

申し込みから1週間～10日程度で届くそうな。
なお、dカードプリペイドは1人1枚まで。

ただし、金融機関の審査は無いそうで、中学生以上であれば実質的なクレジットカードとして
使えるため、中学生以上が親に内緒で通販をするのが捗るかも。

dカードプリペイドの還元率：

・通常店舗やアマゾンや楽天やYahoo!ショッピング：
200円で1dポイント=0.5％

・全国29000店舗のdポイント加盟店であれば、更にボーナスポイント（細部は店ごとによる）

・ローソンだと、上記の200円で1dポイント以外に、100円＝1dポイントの1%、
決済額の３％がチャージされます。
よってローソンでの支払いだと4.5％還元率。これは旨い。

dカードプリペイドのチャージ方法：

1回5万円まで、最大30万円までチャージ可能です。

・ローソンでチャージ：
1,000円から最大49,000円まで1円単位で現金でチャージができます。
本来ならば1回チャージ200円の手数料がかかるそうですが、2017年9月30日まで
ローソンチャージ手数料無料キャンペーンを実施中だそうな。
まぁこんなんで手数料取ったら間違いなく廃れるので、おそらく無期延期になるかと。

・ネットチャージ：
電話料金合算払い：月々のドコモの携帯電話料金と合わせて支払い可能。
ということは、任意のクレジットカードを引き落としに設定しておけば、
間接的にクレジットカードチャージが可能となるかもしれません。
駄目でした。条件をよく読むと、口座振替またはｄカード払いのみ対応とのこと。

ｄカード払い：そのまんまdカード利用分として引き落とし。
ｄポイント利用：ｄポイントを1ポイント＝1円としてチャージ可能。
これが旨い。dポイントをそのままローソンなどで使うよりも、一度チャージしてから、
マスターカードとして支払うと、200円につき1dポイントが貯まるので、
0.5％分だけお得となります。

また、チャージしたマスターカードでアマゾンギフト券も普通に買えますので、
dポイント⇒アマゾンギフト券への変換ルートも出来たわけです。
もっとも普通にマスターカードとして使える時点で、ほぼ現金なわけですが。

dカードプリペイドで払えないもの：電子マネーはおおよそ無理。

・月額料金や継続契約の利用料金の支払い:
例えば公共料金やドコモ携帯料金、その他ソフトバンクやauの毎月の引き落とし先に
設定することは出来ません。プロバイダー料金や新聞代の引き落としも不可。

これは、カードで決済する際に、店やサービスプロバイダが今回の決済を、
クレジットカードの商品区分コードを継続課金性のあるものとして、
dカードプリペイドの発行元に送ってオーソリをかけますが、このdカードプリペイドは
あくまでもプリペイドカードなため、継続課金性があるものは弾くようになっているためです。

・ガソリンスタンドでのお支払い
・高速道路通行料金（有人ブース）でのお支払い
・航空会社の機内販売でのお支払い
・各種プリペイド・電子マネーの購入・チャージ代金のお支払い
JR東日本モバイルSuica／nanacoクレジットチャージ／楽天Edy／Vプリカなど
まぁこれを認めると、電子マネー囲い込みがいろいろと破綻してしまうので、
当然の処置でしょう。

・Skype／TOHOシネマズ／大学生協（東京学事連）など。
プリペイドカードで支払いが管理できて学生も安心！というウリ文句で、
学生もいっぱい使うだろうに、大学生協で使えないとは、どういうこっちゃ。。。

・ガソリンスタンド、マクドナルドでのiD決済
あれだけ提携をアピールしているマクドナルドでiD決済出来ないって、絶対混乱が起きる元だよなぁ。。。