3大キャリアユーザー、MVNOユーザーより月額5000円も多く払っていることが判明。

3大キャリアユーザー、MVNOユーザーより月額5000円も多く払っていることが判明。

MMDLabo株式会社が3.6万人に実施したアンケート調査によると、3大キャリアユーザーは9498円、
MVNOユーザーは4258円の月額を払っており、3大キャリアユーザー、MVNOユーザーより
月額5000円も多く払っていることが判明しました。なお、金額には端末代を含みます。

端末代含む月額料支払額：

引用元：2023年9月通信サービスの料金と容量に関する実態調査

大手4キャリア（楽天含む）と大手3キャリア（楽天除く）で差が出るのがちょっとおもしろい。
それだけ楽天モバイルが金額を押し下げている、逆に言うと楽天モバイルの顧客単価が伸び悩んでいる、
ということが言えます。

MVNOユーザーは平均4258円とのこと。端末代を含むとは言え、結構お高い印象です。

端末代金の月額料支払額：

引用元：2023年9月通信サービスの料金と容量に関する実態調査

やはり、MVNOユーザーやキャリアのサブブランドユーザーは端末代金を比較的安めで回答していますが、
大手3キャリアユーザーは比較的お高い端末価格となっています。

中には9000円～1万円未満と回答した大手キャリアユーザーも3％存在しています。
この手の人たちが、端末代と毎月の料金プランを識別して回答できているかは不明。
だって24回払いで概ね24万円だぜ。最近は48回払いで返却すると残債0という売り方もありますけどね。

キャリアユーザーの2割が「自分のプランをわかっていない」

引用元：2023年9月通信サービスの料金と容量に関する実態調査

契約データ容量については、大手キャリアで契約している人のうち、3割が31GB～無制限となる、
大容量プランを契約していることが分かります。確かに31GBを超える容量ですと、大手キャリアの
プランが一番有利になる場合もあるので、合理的ですね。

それと同時に、大手キャリアで契約している人のうち、18％が「自分のプランのGB数がわかっていない」
とのこと。さもありなん。そりゃそうだ、分からないから大手キャリアのプランに残っているのだ。

一方、大手キャリアの4割ちょいが7GB以下の小容量で契約しており、この人たちがごっそりと
オンライン専用プランやサブブランド、MVNOに流れたら、キャリアは大打撃を被るでしょうね。

自分が小容量だと把握しているのに、大手キャリアに残る、というのもいまいち分かりませんが。
家族割や固定回線セットとの兼ね合いでしょうか。

意外にも、オンライン専用プランやキャリアサブブランド、MVNOにおいても
「自分のプランのGB数がわかっていない」というユーザーが1割はいること。

もっとも、この人たちは「分からない」というより「契約時は覚えていたけど忘れた」とか、
「調べたら分かるけど調べるのがめんどくさい」と回答した人でしょうね。

さて、携帯プランやキャリアは数ヶ月単位で新しいプランやオトクなキャンペーンが打ち出される、
日進月歩の世界です。現実問題、数ヶ月単位でMNPしてお得なプラン・キャンペーンを乗りこなしていくのは
正直めんどくさいのですが、2年に1回程度は見直すようにしましょう。