北京オリンピック、IOCが中止の可能性を言及。テニス選手が行方不明になった件で。

北京オリンピック、IOCが中止の可能性を言及。テニス選手が行方不明になった件で。

中国の女子テニスの選手が中国の前首相に性行為を強要されたと暴論後、
行方不明になっている件で、中国メディアが本人からという「生存報告メール」を報道し、
また「近々公の場に姿を表す」、と予告されている件について、IOCは厳しい立場を取っているようです。

　【ジュネーブ＝森井雄一】中国の女子テニス選手、 彭帥ポンシュアイ さん（３５）と 張高麗ジャンガオリー 前筆頭副首相（今月で７５歳）の不倫関係を暴露する内容がＳＮＳに投稿された後、彭さんの消息が不明となっている問題で、国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）の委員が、来年２月の北京冬季五輪開催に関してＩＯＣが厳しい態度を取る可能性があるとの見解を示した。ロイター通信が１９日報じた。

2021/11/21 11:55 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2022/20211120-OYT1T50127/ へのリンク

銭ゲバIOCとすると、もっと金が足りないぞ、上納金が足りないぞ、開催したければもっと金をよこせ、
という人権問題のふりをした、中国へのメッセージでしょうか。

なお、大坂なおみ選手やジョコビッチ選手も無事を祈る声を上げているそうで、
安全の確認が急がれる事態となっています。

無事なら無事でいいんですが、仮に消されているとすれば、それまた飛んでもない事態ということで、
各国の北京オリンピックのボイコットは免れないかも。

自国民ならばいくら殺してもセーフ、というのは文化大革命にも現れた共産党の伝統ですが、
今は21世紀で、人権が尊重される時代ですからね。

無事に北京オリンピックを成功させて、名声を手にして定年慣例を破り、3期目の国家主席を
続投したい習近平主席の悩みは尽きそうにもありません。