アマゾンサクラレビューで締め出しを食らった中華業者、売上が45分の1まで激減して破産へ。

アマゾンサクラレビューで締め出しを食らった中華業者、売上が45分の1まで激減して破産へ。

ヤラセレビュー、ステマ、購入者に「☆5つけたらアマギフ贈るで」
などと称してレビューを買っていた疑いのあるAukeyやTaotronicsがアマゾンから締め出しを食らった件で、
中華商品を売っている深センの業者は青息吐息だそうな。
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インプラス社報道によると次の通り。

　深センの天澤信息産業が7月6日に掲載した公告によれば、越境ECを主力ビジネスにしている同社傘下の有裸樹科技有限公司は、Amazonを始めとする大手プラットフォームの運営規則の厳格化により大きな影響を受け、有裸樹が保有するブランドのうち約30%に当たる約340個が凍結され、凍結された資金は約1.3億人民元(約22億円)に上るとした。

中略

有裸樹はブランドや規模の縮小を試みたものの、想定以上のダメージを受けており、毎月の営業収入は、2021年1月の4,500万人民元(約7億7千万円)から、5月には100万人民元(約1,700万円)へと大幅に縮小した。同社は専門のチームを組んで、Amazonとアカウント凍結解除および資金回収の交渉を試みているものの、製品はAmazonの倉庫で差し押さえられたままであり、現段階では望み薄だという。

営業収入が7.7億から1700万円に激減、こりゃ倒産しか道はないかも。
なお、中華業者の中には、リストラを行わず、そのまま破産へGoした業者もあるそうな。

アマゾンは今回結構本気な模様。仮に日本人が運営するマケプレでも同じようなことを
行っている人がいるならば、とりあえずやめておきましょう。
アカウントBAN⇒永久に出禁を食らうかも。

一方、買う側からするとサクラレビューが激減して、真っ当な商品が正当に取り扱われることは
メリットはあるかも。これまでも怪しい日本語でのレビューが大量についていたり、
「明らかに星買ってるだろ」感あふれる日本人のレビューもありましたからね。

正直、検索ノイズなのでさっさと絶滅して欲しい。
いつになったら「令和最新型」などが検索から消えてくれるでしょうか。

悪くない商品も多いのでしょうけど、それでも現状のアマゾン検索結果は玉石混交すぎるかと。
AWSが本業で、アマゾンのインターネット小売業なんて副業でどうでも良いのでしょうけど、
消費者が目に見える形でアマゾンに関わるのはインターネット小売業の方なんだよなぁ。。。
クラウド業に傾倒するのもいいけど、インターネット小売業も頑張って欲しいところ。