日興フロッギーでdポイント（期間限定）を現金化してみた。ノーリスクで実質99.7％で現金化可能。

日興フロッギーでdポイント（期間限定）を現金化してみた。

そもそも少額のdポイントならば、それが通常ポイントでも期間限定ポイントでも、
適当にd払いで消費すればいいよね問題もありますが、日興証券SMBCが運営する日興フロッギーにて
dポイントを消費して株が買える「キンカブ」という制度を利用して、現金化出来るという技がありますので、
実際にやってみることにしました。

買う銘柄：

日経平均に連動する(1321)NFNK225と、逆の指標である(1571)NF日経インバを同時に買います。

なお、日興フロッギーで注文できるタイミングは、
①早朝5:00〜11:30 ②16:00頃〜深夜2:00となります。

約定のタイミングは、注文したタイミングで②平日午前中(前場)の始値か、
①午後(後場)の始値に自動的に決まります。

何れにせよ、注文⇒約定まで数時間～数日ほどラグがありますので、
狙った値でドンピシャで約定することは難しいです。

そもそも指値注文なども出来ません。

しかしながら、dポイントを現金化するという目的だけ考えると、そんな事は問題になりません。
何故ならば、日経平均に連動する(1321)日経225 ETFと、逆の指標である(1571)NF日経インバを
同時に注文することで、日経平均が上がっても下がっても、2つのETFが相殺しあい、
結果として値動きは0となり、手数料だけが取られます。

手数料：

手数料は1注文あたり100万円未満で買いは0％、売りは0.5％となります。
流石に100万円を超えるdポイントを持っている人は早々いないので、問題ないかと。
仮にいたとしても、注文を分ければOKです。

更にちなみに、単元株未満株としてる(1321)NFNK225と、逆の指標である(1571)NF日経インを
同時に買い進め、単元株になったところで単元株に振り替えて、日興イージートレードから
売却すると手数料が0.1％程度とお得になります。

しかし、日経225 ETFは1口29475円、NF日経インは1口938円なので、前者の日経225 ETFは
単元株に振り返るまで3万弱程度の結構な額のdポイントが必要です。
めんどくさい人は日興フロッギーから0.5％で売り払ってもOKかと。
1万dポイントの売却で50円程度ですしね。

更に売却でdポイントが0.2％貰える：

日興フロッギーでの売り、及び100万円超えの買いは、500円ごとに1dポイントが貰えます。
当月末に集計され、翌月にdポイントが振り込まれますので、あまりロスも出ません。

という訳で、0.5％の手数料に対して、0.2％のdポイントが貰え、実質手数料は0.3％となります。

1dポイントの現金化で30円程度。これなら無視できる範囲ですね。

やってみた：

こんな感じで1000dポイント分だけ、2銘柄を買ってみました。
で、約定したらその翌営業日に速攻で両方とも売却します。

ちなみに、2銘柄が逆の動きをするので、いきなり即日売らなくても問題なく、
しばらく保有するのもOKです。上がり相場だと、(1571)NF日経インバだけ売るのもありと言えばあり。
欲をかくと損をぶっこくのが定石ですけどね。管理人は記事にするために早期撤退しました。

今回は日経平均が下がったようで、NFNK225が下がり、NF日経インバが上がりました。
これを売却することで、プラスマイナスゼロ、合計1991円となります。
差額の9円（0.045％）は手数料ですね。

後は4営業日程度で出金可能となるので、出金するのもよし、投資を続けるのもありです。

さて日興フロッギーを利用してみて思いましたが、指数での注文もできないこのシステム、
dポイントを現金化するため以外に利用方法はあるんだろうか・・・謎。

興味ある人は利用してみましょう。