ローソンがレンタルバッテリーサービスの「ChargeSPOT Stand」を開始しました。
サービス内容:
・「ChargeSPOT Stand」が設置されているローソンにて、モバイルバッテリーをレンタルすることが出来ます。
なお、レンタルには次の手順が必要です。
①アプリのインストール&アカウントとウォレットの登録。
②「ChargeSPOT Stand」のある場所に行き、QRコードを読み取る。
③マシンからバッテリーが取り出せるようになるのでレンタルする。
④使い終わったら返す。
なお今回導入されたのは次のローソンですが、既に2018年4月からサービスを開始し、
東京都渋谷区にて既に60個のスポットがあるそうな。
なお、運営元のINFORICHは、2018年中に日本国内で7,000箇所のスポットを開設する予定とのこと。
サービスインから半年経過して東京都渋谷区で60箇所のスポットしか開設出来ていないのに、
あと2ヶ月で残り6940スポットを開設って、そりゃ無理だろ。ホラ吹きすぎ。
料金プランと使い方:
・スポットに行き、最初の1時間は150円で借りることが可能です。
・1時間以内に返却できれば、料金は150円とのこと。なお、返却はどのスポットでもOK。
※ただ「ChargeSPOT Stand」に空きが無いと返せるかは不明。
・1時間以内に返せなければ、次の48時間を追加で150円で借りれます。
・更に48時間以内に返せなければ、預り金の2280円が引き落とされて、
モバイルバッテリーを強制的にお買い上げとなります。
単純に5000mAhのコスト(1000-1500円)ぐらいと比較すると割高ですし、そもそも色んな人が
ぐるぐるとレンタルし終わった後の中古で劣化済みですが、利便性を買えたわけですから、
そんなに悪い話ではないかと。
ただこのバッテリー、重くてデカそうな割に5000mAhか・・・しかもダサい。せめて黒色にしてほしかった。
利点:
よくある暗証番号のBOX式充電器ではなく、移動しながら充電できるのはかなり便利かと。
よくあるBOX式も、ケースが破壊されて持ち去られないか結構不安でしたし、
スマホを他人に預けなくて済むのは結構デカイ。会社の携帯とかだとセキュリティ面でも安心です。
初期導入がめんどくさそう
最初にプレスリリースを見て、面倒くさいなぁ・・・バッテリー借りるためにアプリのインストールか・・・
というのが正直な感想です。
得られるものと手間が割りに合ってないような。初回のみとはいえ。
そもそも、そんなにバッテリーを借りますかね?1回108円、1時間以内に返せなかったら合計216円として、
5回以上借りる場合は5000mAh程度のモバイルバッテリーを買った方が安くなりますし。
そもそもバッテリーが無いから借りるのに、バッテリーを消費してアプリをインストールさせて、
アカウントを登録させるというのは心理的に厳しいかも。
巷ではレンタル自転車(ドコモ系サービス)が流行っていますが、あれは自転車を借りるという、
そこそこ大きなユーザビリティがあり、自転車のポートマップが公開されており、
事前に移動経路などを含めて予定が立てやすいから「次も使おう」と思って
アプリを登録するわけです。
東京・港区自転車シェアリング(レンタサイクル)
一方、このレンタルモバイルバッテリーは、いつバッテリーが切れるか予測しづらいという状況下に置いて、
チャージスポットもホームページ畳は公開されておらず(アプリをインストールしないと見れない)、
次回以降使うかわからない、そもそも人は出先でバッテリー不足などは進んで経験したくないので、
そう考えるとアプリをインストールしてアカウントを登録するというのは非常に面倒くさい。
心理的抵抗が大きいわけです。
⇒2019年7月:地図はブラウザで見れるようになっていました。
どうせローソンに置くのであれば、Pontaカードをかざして事前登録なしに借りられるとか、
そういうシームレスな運用を目指して欲しいところ。
果たしてその障壁をどう乗り越えるのか、このサービスを運営する、株式会社 INFORICHの真価が問われそうです。
という訳で、興味ある人は試してみましょう。
ただし、出先でしょっちゅうバッテリー切れになる人は、自分で買うことをおすすめします。
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