GW明けで退職代行に予約が殺到へ。意外とコスパいいかも。

2024年5月8日

最長で10連休となったゴールデンウイークも終わり、日常が戻ってきつつありますが、
新社会人もくたびれ果てたおっさんもおばさんも、引き続き「懲役40年」という会社という監獄に
閉じ込められる必要があります。

さて、ゴールデンウイーク後ということで会社が嫌になった人が、辞める意思を伝え、
退職手続きを代行できるサービス「退職代行」の予約が殺到しているそうな。

そんな連休明けに増えるのが。

【電話を掛けるスタッフ】
「お世話になります、退職代行『やめたらええねん』の西山と申します。実は御社でお勤めの〇〇様より退職の申し出がありまして」
こちらは大阪・北区にある退職代行を行う企業です。本人に代わって勤め先などに「会社を辞める」と伝えるサービスで、近年注目されています。

【退職代行企業内藤亮代表】「（退職代行依頼が）LINEで都度入ってくる形で、本日は20件以上依頼いただいている」
実は退職を決断をする人が一年のうち最も多いのが大型連休の前後。まさにこの時期です。

【内藤代表】「大型連休になると、帰省して友人や家族と話をして、『いまの仕事、本当にいいんだろうか？』と思い返して、仕事を続けられないと思い詰めて、退職代行依頼をいただくことが多い」

7日は朝から依頼者の退職意向を企業側に伝える作業に追われていました。
【電話をするスタッフ】「ご本人様の希望で、即日での退職を希望されていまして…。お借りしている物として、エプロン、ポロシャツ１着ずつと入館カードについては後日郵送で返却すると伝言を預かっています」

（中略）

代行の料金はアルバイトの場合9800円、正社員なら2万2000円。いまはどの業界も人手不足で、辞める決断をしやすい環境にあると言います。
【内藤代表】「2024年は急激にドンと上がっている。退職自体のハードルが下がってきているというのがあるので、コロナ禍が明けて、求人数も増えて、転職しやすい環境ができたのも大きい」
「やめたい…」ＧＷ明けで利用が急増退職代行業者は大忙し（テレビ大阪ニュース） – Yahoo!ニュース

退職代行『やめたらええねん』の西山と申します：

お世話になります、退職代行『やめたらええねん』の西山と申します、ってこんな電話かかってきたら、
わろてまうやろ・・・なんやねん、会社名が『やめたらええねん』って、舐めてんのか・・・
他にも、退職代行モームリというサービス（株式会社アルバトロス）もあるそうな。

「お世話になります、退職代行『モームリ』の◯◯と申します、実は御社でお勤めのゆとりまん様より
退職の申し出がありまして。以降本人との連絡は弊社を通してください。弁護士が対応します。
本人が直接の連絡は拒否しています。」なんて言われたら、電話を受けた会社側は相当めんどくさそう。

使う側はコスパいいかも？

辞める意思ぐらい本人が直接伝えなさいよ、社会人でしょ、周りに迷惑かけるでしょ、引き継ぎは？
こんなの有料バックレじゃん、という残された側の気持ちもあります。

ただ、辞めたい人は、辞めたいけどその意思を伝えるのが辛く、今までずるずると来てしまったのかも。
心が病気になる前に、こういったサービスを思い切って利用するのもありかも知れませんね。
そして新天地に新たな気持で飛び出していきましょう。会社側はたまったものではありませんが。

なお、料金は「アルバイトの場合9800円、正社員なら2万2000円」とのこと。
高いと見るか、安いと見るかはあなた次第。

管理人ならば、「完全に会社と残る人に報復する目的ならば」安いと思います。
なぜなら、引き継ぎはしなくていいですし、有給消化もスムーズに進むでしょう。
うだうだとこれから旅立つ古巣に時間を浪費させられることほど、イライラすることはありません。
サクッと数万円で縁が切れ、有給を有意義に使えるものならば安いものです。

ただ、普通の人間は、同じような業界に転職します。人の評判というのもは意外とついて回るものです。
また、お世話になった人もいるでしょう。腹立たしい人もいたでしょう。それもひっくるめての会社だったはずです。
せめて立つ鳥跡を濁さず。後腐れないように、旅立っていきたいものです。