コロナワクチン、8630万回分が廃棄へ。購入単価は非公表。約2350億円分か。

2023年9月20日

市中ではマスクをつけている人の割合はだいぶ減ってきています。
ただし、市中でのコロナ感染者はどんどん増加しており、管理人の周りでもクラスターが
ぼちぼち発生しているのを聞くと、なかなか油断も禁物ですね。マスクもおちおち外せません。

さて、コロナワクチン8630万回分が、新系統に対応したワクチンに置き換えるため、
旧型は廃棄されるそうな。
有効期限が切れたとして廃棄されたor廃棄される見込みです。

　新型コロナウイルスワクチンについて、厚生労働省は１９日、政府が保管する従来株や変異株オミクロン株に対応した米ファイザー製と米モデルナ製計約８６３０万回分を順次廃棄すると発表した。２０日から全世代を対象に、新系統「ＸＢＢ・１・５」に対応したワクチンの接種が始まるのに伴い、従来株対応などは使用を終了するためだ。
コロナワクチン、政府が８６３０万回分を廃棄へ…購入単価は公表せず（読売新聞オンライン） – Yahoo!ニュース

ざっくり計算ですが、ワクチン購入費8.8億回分が2.4兆円であることは明らかになっているので、1回2725円。
そこから考えると、約2352億円分となります。
コロナワクチン、少なくとも7783万回分廃棄　2000億円超か | 毎日新聞

当時は国民が「早くワクチン持って来い！」と大合唱し、政府と官僚は
「いくら国費がかかっても良い、国民の命には変えられぬ」ということで
国際的なワクチン奪い合い＆札束で殴り合いの際、金を積んで買ってきたものです。

そしてワクチン争奪戦の結果、日本はかなりの数量を確保でき、2021年春頃から日本国内で
ワクチン接種が始まりました。あれからはや2年。月日の流れは早いものですね。

さて、今となっては我先にワクチンを打つ人もだいぶ少なくなり、
体質によっては副反応が強めに出るので、忌避される人も多いかと。
高齢者や持病がある人ならばともかく、改めて打つのもどうだろうね、という風潮です。

日経新聞も「65歳未満の健康な人が打つメリットは従来より小さくなった。
感染・発症を抑える効果は長続きしない。」と言っていますし、
必要性を感じない人は打たなくてもいいかも。
［社説］新型コロナワクチンの秋接種は熟慮の上で – 日本経済新聞

という訳で、今後は需要を見据えて、発注数量を抑えて、国費の支払いも抑制して欲しいところ。
ただ、必要な数量に足りない、というのが飲み会でもなんでも一番まずい事態なので、
多少のロスが出るのはやむを得ないところでしょう。後は製薬会社と価格交渉をし、
数量を吟味し、多少廃棄が出る程度のギリギリの線を狙う、というのが調達担当の腕の見せ所です、
なんですが、こんなもん前例もないので難しいでしょうね。厚生労働省の役人は発狂してそう。

管理人もコロナにかかった：

ただ、管理人もコロナにかかりましたが、とんでもなくどえらい病気でした。
少なくとも単なる風邪や、インフルエンザ並、ではありませんでした。
当時は自分が死んだかと思いましたが、ギリギリ生き残る事ができましたので良かった良かった。
節約速報の更新が半日程度疎かになった瞬間もありましたが、あれは私が気を失っていたからです。

結果、今では後遺症もなく無事に回復して、筋トレ三昧の日々を送っています。

コロナは一度罹った人でも、二度、三度と罹るようで、心配な人は打っておきましょう。
管理人は、もういいかな。ワクチンの副反応もなかなか酷いので。