Suica、PASMOの無記名式カードが販売休止へ。半導体不足による。6/8～。

Suica、PASMOの無記名式カードが販売休止へ。半導体不足による。6/8～。

　JR東日本・PASMO協議会ほか関係団体は2023年6月2日（金）、SuicaとPASMOのカードのうち、無記名の新規販売を「当面の間中止する」と発表しました。発売中止は6月8日から。

【画像】激レア？誰も見たことが無い謎のカード「Suica Light」がこちら

　これは世界情勢でICチップが入手困難になっていることをうけて、必要枚数を抑えるための措置。記名式や定期券、再発行、訪日外国人向け「Welcome Suica」などの新規カード発行は継続されます。
「Suica・PASMO」無記名カードが発売中止へ ICチップ不足で「当面の間」（乗りものニュース） – Yahoo!ニュース

定期券などは当然記名式ですし、無記名式カードをあえて発行する理由はあまりないのですが、
支払履歴やチャージ履歴で追跡されたくないとか、使い捨て発行＆払い戻ししたいとか、
家族で共有して使いたいなど、何かしら事情がある人は無記名式カードを選ぶと良いでしょう。

落とした場合も、無記名式カードは残高に対する保証がなく、原則返ってきません。
（※記名式を落とした場合は、駅に届け出るとその場で落としたカードは停止され、
届け出た時点での残高から再発行手数料520円とデポジット500円を支払うと、
再発行できます。）

逆に拾う側からすると、無記名式Suicaを拾うとラッキーとなります。
もちろん、警察に届け出ないと占有離脱物横領罪で犯罪ですが。

という訳で、何かしら事情がある人は今のうちに発行しておきましょう。

管理人、最近無記名式Suicaを発行したぞ：

管理人も最近、無記名式Suicaを発行しました。
目的はSuicaが鍵になるロッカーの開閉です。

ロッカーのリーダー側のスペックが低いのか、モバイルSuicaなどの複数枚のFelicaが
同時に入ったスマホをかざすと反応が悪く、結局物理的なSuicaが必要となったためです。

元々物理Suicaカードを持っていましたが、そいつは記名式で何年も前に買った定期券の
券面が残っており、また表面もボロボロで、裏側がめくれ上がっており、
財布に入れると財布側が痛む問題がありました。

再発行しようにも、最近は設置駅が減っているみどりの窓口に行かなくてはならず、
その時たまたま忙しくてみどりの窓口に行く暇がありませんでした。

だったらもう1枚、無記名式Suicaを発行して、そのSuicaを鍵にして、
既に持ってるボロボロのSuicaは残高使い切ったら、そのうちみどりの窓口に寄った時に、
払い戻せばいいよね、ということになりました。

まぁそれだけです。特に落ちはありません。