楽天モバイル、ワンクリック契約を予定。ワンボタンでデータ回線を契約可能に。ゆくゆくは音声回線も対応。6月以降～。

楽天モバイル、ワンクリック契約を予定。ワンボタンでデータ回線を契約可能に。ゆくゆくは音声回線も対応。6月以降～。

楽天モバイルは5/12、2023年度第1四半期決算の決算発表会で楽天モバイルのワンクリック契約を
予定していることを明らかにしました。

ワンクリック契約とは：

スマホ上から楽天市場トップページにアクセスし、ワンクリックオンボーディングページをクリックして進むと、
ノンストップでeSIMプロファイルがダウンロードされ、一気に開通する、とのこと。

申込み開始予定：2023年、6月より。

手始めにデータSIMから開始され、音声回線も別途開始予定とのこと。

利用者からは「それなんていうワンクリック詐欺？」と言われそうですが、そのへんはしっかりと利用者が
「今、モバイル回線を申し込みしてるんだ」と認識させるようなページ表記にして欲しいところです。

以前、ソフトバンクがS!ベーシックパック（月額315円）をワンクリックで契約できるようにしたところ、
結構苦情が殺到みたいで問題になっていました。
「S!ベーシックパック」非契約ユーザー、ワンタッチで自動契約

本人確認どうするの？

なお、気になる本人確認やeKYCですが、楽天側はグループ企業で認証している人については、
省略・流用する方向で調整ができているそうな。

　海外だと欧州を中心に、ポストペイドについて本人確認は不要になってきています。一方、日本は役所さんの指導で、ボイス（編集部注：音声契約付きのSIMを指しているとみられる）については本人確認をしてほしいということになっています。

　ただ、よくよく考えてみますと、楽天カードや楽天銀行、楽天証券など、すでに本人確認ができているものが多いわけです。よって、これらを流用させていただくということで調整ができています。

　そこのインターフェイスを作るというところで、約2カ月遅れくらいでボイスについても始められるかなと。ワンクリックというところに限って言えば、本人確認が済んでいる方は楽天グループでたくさんいて、そこが他社さんとの大きな違いなのかなというふうに考えています。
ワンクリック契約やプラチナバンドなど、楽天モバイルの三木谷会長が決算の質疑応答で語ったこと – ケータイ Watch

それはそれで嬉しい。法律的な要件はともかく、利用者から見たら本人確認なんてめんどくさいだけですから。

さてこの楽天モバイルのワンクリック契約、楽天モバイルの契約数の押し上げに間違いなく貢献するでしょうけど、
果たしてユーザーからどのような反応が得られるのか・・・

せめてパスワード認証を改めてさせるとか、そういった「一歩踏みとどまる工夫」は欲しいところです。