このご時世になか卯が値下げ。490円⇒450円。無理に値下げしなくていいのに。4/6～。

2023年4月6日

なか卯が4/6より、親子丼を値下げし、490円⇒450円で提供します。

改定日：4月6日（木）AM11:00より

　「なか卯」は、4月6日（木）AM11:00より、自慢の親子丼をより多くの方に楽しんでもらいたいという想いから、看板商品「親子丼」（現行価格：並盛490円）の価格を改定し、並盛450円で提供します。
　なか卯の看板商品「親子丼」は、ひとつひとつ、手鍋で丁寧に調理した自慢の一杯です。大ぶりの鶏肉と三種の醤油を使った特製の割下を使用し、飼料からこだわった濃厚なこだわり卵で“ふわとろ”に仕上げた親子丼を是非、お得な新価格でご堪能ください。
　また、この春より「みそ汁京風つけものセット（150円）」や「はいからうどん（小）京風つけものセット（230円）」などが登場し、より手ごろな価格でセットをご注文いただけるようになりました。　
　なか卯の「親子丼」を是非、お楽しみください。
～おいしさと品質そのままに～「親子丼」を新価格（並盛450円）でご提供｜お知らせ｜丼ぶりと京風うどんのなか卯

鳥インフルエンザで卵価格が高騰しているだろうに、これはキツイでしょうね。

なか卯的に「この価格が適切なんだ、労働者に今まで以上に賃金を払い、
下請け業者に適切に支払っていける」というのであれば文句も言いませんが、
ダンピング的に他社が値上げしたタイミングで市場のシェアを一時的に奪う目的で
出血値引きしているのであれば、ちょっと市場の失敗が起きているかも。

ま、消費者として値下げは喜ばしいところですが、賃上げと下請けへの支払いも
同時に行っていくのであれば、緩やかな値上げがもっとも自然な形かも。

無理な価格設定は、賃下げ、サービス残業などの違法労働、材料費を下げて味が悪化、
下請け業者叩きなどに繋がります。

顧客が逃げるからといっていつまでも低価格を維持していては、バイトの時給は上げられないため、
店舗はいつも人手不足となります。

いつも社員が死んだ顔をしてワンオペで営業し、食事が出てくるのが遅く、片付けも禄に出来ず、
店舗は常に不衛生で虫が這いずり回り、下請け業者には支払いが悪いため相手にされず、
消費期限とかそういう概念もない5流以下の食材を適当に加工して店に出す、
行政に怒られなければOK、という営業になってしまいます。

食事というよりもはや餌の提供場所です。それはあまりに暗い企業経営の未来です。

固定費と変動費を適切に価格に反映するとともに、緩やかな値上げを許容する風土、
つまり経済成長と賃上げが重要ですね。