【追記：カナダでも】米軍、撃墜3回目。カナダ上空。中国軍関与の6社に禁輸処置命令。

米軍、再び撃墜。アラスカ上空。中国軍関与の6社に禁輸処置命令。

※追記：2/12：カナダでも撃墜。カナダ首相 “領空侵入した未確認の飛行物体を撃墜”と発表 | NHK
何が始まるんです？

先日、米国のバイデン政権は自国上空を飛行する中国製の気球型偵察兵器を撃墜しましたが、
この対応が遅れたことで米国内で非難の声が上がっています。
我が国だと左巻きの人から非難の声が上がりそうですね。「なぜ気象用だと言ってるのに撃墜したんだ！」
「軍靴の足音が聞こえる！」「アベガー！」等々、草。

さて、米国が発表したところによると、アラスカ上空を飛行していた飛行物体を
F-22が空対空ミサイルで撃墜したそうな。

　【ワシントン時事】米国家安全保障会議（NSC）のカービー戦略広報調整官は10日の記者会見で、米軍の戦闘機が同日、アラスカ州上空で飛行物体を撃墜したと発表した。

【動画】米国防総省、「UFO映像」3本を公開

　バイデン大統領が命じた。物体がどの国のものかは不明。

　カービー氏によると、国防総省は9日夜に同物体を把握し、追跡していた。「小型車ほどの大きさ」で、先週撃墜された中国の偵察気球と比べ、はるかに小さいという。高度約1万2000メートルを飛行し、民間航空機の安全に対する脅威になると判断されたため、バイデン氏が10日朝に撃墜命令を出した。
米軍、飛行物体を撃墜　アラスカ上空、大統領命令（時事通信） – Yahoo!ニュース

今回の飛行物体は、気球とは明らかにされていません。
どこの国の、どういう形状をしたものかは謎。ただ米軍はそれを掴んでおり、
自国民の驚異になると判断したため、撃墜したのでしょう。発表していないだけです。

米国、中国軍支援6社に禁輸処置を実施。

なお、米国は米本土上空を飛行した中国の偵察気球の運用に関与したとして、
中国人民解放軍を支援した6企業・団体への米国製品や技術の輸出を事実上禁止すると発表しました。

安保上の懸念がある外国企業を記した米商務省の「エンティティー・リスト」、
いわゆる通商上の「ブラックリスト」に指定し、貿易からBAN、するとのこと。
米、中国軍支援6社に禁輸　「偵察気球の運用関与」（時事通信） – Yahoo!ニュース

それにしても米国は素早い対応ですね。もう気球運営に関与した企業を特定し、
既にBAN処置に入っているとな。まぁ前から目星は付けていて、今回の件が契機になったのでしょうけどね。
日本だとまずは「遺憾砲」を発射し、今頃は気球が無事に中国のお膝元にたどり着いていることでしょう。

５日、米南部サウスカロライナ州沖で、偵察気球の残骸を回収する米海軍の爆発物処理班（米海軍提供・共同）
【フォト】米海軍、偵察気球残骸の写真を公開 – 産経ニュース

それにしても、中国は気球は失うわ、回収されている画像が全世界に晒されるわ、
また通商で禁輸処置を食らうわ、踏んだり蹴ったりですね。プーさんは側近にガチギレしてそう。

一つ言えるのは、米国をからかって遊ぶのは止めておきましょう。
日本と違ってジョークが通じる国ではありません。わざわざ遺憾砲も打ってくれません。

彼らが送り込むのは、空母打撃群とオスプレイと海兵隊です。
場合によっては、戦略核兵器のおまけ付きです。

彼の国は、人類史上最初の、そして最後であって欲しい、民間人に対する核攻撃と、
大量虐殺、大量破壊を目的とした戦略爆撃を行った実績のある国です。
おちょくるのは、止めておいたほうが良いですよ。