メルカリが規約上「転売等の営利を目的とした商品の購入」の文言を削除へ。転売を容認、とネット民が袋叩き。

メルカリが規約上「転売等の営利を目的とした商品の購入」の文言を削除へ。ネット民が袋叩き。

　メルカリが6月30日付で変更する利用規約の内容が「転売容認ではないか」と話題になっています。購入についての禁止事項から「転売等の営利を目的とした商品の購入等」との文言を削除したことが理由です。メルカリに理由を聞きました。
メルカリが従来あった「転売等の営利を目的とした商品の購入」を禁止する規約をなぜか削除→転売容認かと話題に　メルカリに理由を聞いた（ねとらぼ） – Yahoo!ニュース

もともと、メルカリはメルカリ上で商品を購入する人が、「転売等の営利を目的とした商品の購入等」
の行為を禁止していたが、今回の変更により、その制限は無くなりました。

よって、別にメルカリで転売目的で商品を買っても良いことになります。
そもそもね、買う側が何に使うかなんてメルカリ側は把握しようが無いわけですよ。
買った後の私有財産の活用や処分にまでメルカリは踏み込めないわけです。

そもそもメルカリは個人・法人・ショップが不要なものを売り、必要なものを買う場所です。
転売を容認というより、転売で成り立っているわけ。

この議論になると「商社などの転売は付加価値をつける価値がある転売だから意味があるけど、
転売ヤーの転売は付加価値をつけない転売だから規制すべき」論が出てきますね。

上記論に「そうだそうだ！転売は規制すべきだ」という人は、まず下記の本を読んで欲しい。

マイケル・サンデル著「それをお金で買いますか」

「それをお金で買いますか」に関する記事はこちら。
関連記事：Yahoo!オークションで転売する目的で入手したチケットの出品が禁止へ。転売は道徳で考える必要がある。11/8～。 | ニュー節約速報

管理人的には、そもそも出品規制は別の規制がありますし、買う人はどんな目的であれ、
欲しいものは買えばいいでしょう。そこを規制する方がおこがましい、と思います。

また、電子チケットや電子クーポン、QRコードなどの電子データは、
「使えない」というトラブルも多発していることから、出品が中止とのこと。
「禁止されている出品物」ガイド改定のお知らせ | メルカリびより【公式サイト】

はてさて、日本の誰でもアクセスできる闇市場、どうなっていくことやら。