【レビュー】セブンで雑誌のモノマックスの付録「マーモットの双眼鏡」を買ってみた。ピント固定、倍率低すぎ、色収差酷すぎの案の定のゴミ定期。

セブンで雑誌のモノマックスの付録「マーモットの双眼鏡」を買ってみた。ピント固定、倍率低すぎ、色収差酷すぎの案の定のゴミ定期。

セブンイレブン限定、モノマックス8月号を買うとMarmotのオリジナル双眼鏡が付録でついてきます。
サイズ（約）：W12×H13×D5cm、倍率6倍

マーモットと言えばアメリカのアウトドアブランドなのですが、案の定クソゴミだったのでご紹介。

はい到着

今回はセブンイレブンのエコバッグ目当てにリアル店舗で買ってみました。
なにげに雑誌の付録をリアル店舗で買うのって恥ずかしいですね。

いつもアマゾンで配送してもらっていましたから、気になりませんでした。

店員の「うわぁ・・・いい年こいたおっさんが・・・雑誌の付録（笑）、しかも双眼鏡（笑）
そしてエコバッグを強奪していくわぁ。。」という心の声が聞こえてきます。
無視しましょう。

こんな感じで梱包されています。見た目は雰囲気がありますが・・・よーくロゴを見てみましょう。

いきなりロゴに汚れ

よーく見ると、凸凹した表面にシルク印刷がされていますが、丸いマーモットのロゴに
一部黒い地肌が見えています。これ、印刷ムラです。

他にも、mの右上がかすれていたり、微妙に印刷ムラがあります。

おそらく曲面かつ凸凹した表面にむらなく印刷するにはそれなりにコストが掛かるのですが、
そこをケチったのでしょうね。これでは先が思いやられます。

手に持ったところ。大きさとしてはまずまず普通。

正面から。右側のレンズになんだか汚れのようなものが見えますが、これ、
汚れじゃなくて傷なんだぜ・・・ありえないだろ・・・オプティカルデバイスで購入時からこの傷は・・・

正面から。一応ピントつまみがあるのですが、ピントは代えられません。
デフォルトで無限遠に設定されており、変更不可。雑誌側には「変更可能」と書いているのに、
これ優良誤認表示では？それとも管理人が間違っているか？
でも流石に管理人もピントがずれているかずれてないかぐらいわかるぞ。

はい、右側。傷ありです。

左側、こちらも傷ありです。おそらくまともに検品などしていないのでしょうね。
適当に中華業者に発注したのでしょう。

重さは159.7gとなりました。

ちなみに防衛省、海上保安庁への納品実績が豊富な光学老舗メーカー、【FUJINON】ブランドの
6倍双眼鏡では200g。

たぶんこのマーモットはろくなレンズや機構を備えていないのでしょう。

性能面：

できれば実視界、明るさ、アイレリーフ、最短合焦距離などを計測したかったのですが、
管理人計測器具もなければあまり双眼鏡に詳しくもないので図れません。

ただ、倍率6倍との記載がありますが、通常の人間の眼が35mm換算で焦点距離50mmとした場合、
実感として150mm程度の焦点距離となりました。写真で比較すれば違うのでしょうけど、
眼で見たときには「気持ち大きくなる」程度です。

双眼鏡の1倍ってどういう基準なのだろう・・・後で調べないと。

色収差酷すぎワロエナイ：

wikipediaから情報を持ってきましたが、縁が青色やオレンジ色に見える現象が顕著に見られます。
つまり、レンズの質がポンコツなんです。

しかも大きさは肉眼で見るより「気持ち大きくなる程度」です。
正直、この程度の拡大（本当に6倍も出てるんか？）であれば、肉眼で綺麗に見たほうがマシ。

コンサート等で使用を想定していたとしても、正直画質にはがっかりします。

人間であれば、前の晩はテレビを見ず、スマホを使わず、
ゆっくりお風呂に入ってゆっくり寝て、次の日起きれば多少眼がよく見える気がしますよね。
そっちにかけるほうが遥かにマシかと。

という訳で今回の雑誌の付録はおすすめできません。これまで買ってきたリュックなどは、
「一応使えないこともない」のですが、今回の双眼鏡は「無いほうがマシ」レベルです。
雑誌の付録目的で買うのは止めておきましょう。