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IIJmioが分かりづらい「コミコミセット」プランを発表へ。端末代、パケ代3GB、通話代込みで最初の1年1880円。VAIO、Zenfone LIVE、SH-M04,arrowsM04に対応。

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IIJmioが分かりづらい「コミコミセット」プランを発表へ。端末代、パケ代3GB、通話代込みで最初の1年1880円。VAIO、Zenfone
LIVE、SH-M04,arrowsM04に対応。~11/30。

最近はMVNOが分かりづらいプランを出すのが流行っているのかもしれませんが、
出来るだけ分かりづらいプランにして情弱から金をむしり取ろうとするのはどこの業界も同じで、
IIJmioがこれまた分かりづらいプランを発表しましたので解説します。

プラン名:コミコミセット
受付期間:2017/8/24~2017/11/30

目次

端末代、パケ代、通話代込みプラン:

3GBの場合:

端末名 利用開始月 1年目 2年目 25ヵ月目以降
VAIO Phone A 音声通話機能付きSIM費用(1,600円)の日割り分+
通話定額オプション代金(600円)+
月額端末代金(725円)
(2~13ヵ月目) (14~24ヵ月目) ※端末代金支払終了後
1,880円 2,880円 2,200円
ZenFone Live 音声通話機能付きSIM費用(1,600円)の日割り分
+通話定額オプション代金(600円)+
月額端末代金(750円
1,880円 2,880円 2,200円
AQUOS
SH-M04-A
音声通話機能付きSIM費用(1,600円)の日割り分+
通話定額オプション代金(600円)+
月額端末代金(1,280円)
2,480円 3,480円 2,200円
arrows M04 音声通話機能付きSIM費用(1,600円)の日割り分+
通話定額オプション代金(600円)+
月額端末代金(1,380円)
2,480円 3,480円 2,200円

初月は1600円の日割り、通話定額満額のオプション代、月額端末代金が発生します。
2ヶ月目以降は1000円引きの価格、2年目は1000円引きが無くなり、3年目は端末代が払い終わるため、
また安くなるとのこと。

この1年目の割引1000円、25ヶ月目以降の割引が割りと理解不明で、ITmediaが次の通り報じています。
意味の分からない人は読み飛ばしてOK

初期状態で、音声SIMのデータ通信は「ミニマムスタートプラン(3GB)」、通話定額オプションは「誰とでも3分、家族と10分」がセットになっているが、変更できる(詳細は後述)。

 コミコミセットでは1年目に大きく料金を割り引いており、VAIO Phone AとZenFone Liveは月額1880円から、AQUOS SH-M04-Aとarrows
M04は月額2480円から利用できる。割引対象となるのは音声通話と通話定額の月額料金で、音声通話は月額400円~500円を、通話定額は月額600円を割り引く。例えばZenFone
Liveの場合、1年目は音声通話が月額230円、通話定額が月額0円に割り引かれる。

 2年目は通話定額が月額45円~100円割り引かれるのみで、1年目から各機種で1000円値上げされ、月額2880円または月額3480円になる。3年目以降は、端末代の支払いが終わるため、どの機種も月額2200円に再び値下げされる。

http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1708/23/news035.html

要は、1年目は合計で1000円引きなのですが、実態は音声通話と通話定額の割引であり、
かつ端末ごとに1000円の内訳がそれぞれ異なるのだそうな。

これはプランが後に3GBから6GB(+900円)、10GB(1940円)に拡張できるためと、
かけ放題オプションが月230円の追加で10分までの定額に延長できるための
仕掛けかと。

だんだん悩むのがめんどくさくなってきた人向けに、端末代と2年間の総費用を計算しました。
新規事務手数料は除きます。

コミコミセット価格表:

(A)2年間総支出 (B)端末代
(左記に含む)
参考:
価格コム端末代
(C)=(A-B) C/24
端末代を除く
1ヶ月あたりの通信費用
(24ヶ月で按分)
VAIO Phone A \57,165 \17,400 \19,224 \39,765 \1,657
ZenFone Live \57,165 \18,000 \19,480 \39,165 \1,632
SH-M04-A \71,520 \30,720 \29,367 \40,800 \1,700
arrows M04 \71,620 \33,120 \33,800 \38,500 \1,604

という訳で、概ね端末は価格コムと比べても安めまたは同価格であり、また2年間の総支出から
端末代をひいた価格(C)を24ヶ月で割った、端末代を除く1ヶ月あたりの通信費用(24ヶ月で按分)は、
概ね1700円。

これは、楽天モバイルなどの3GBで1600円+5分かけ放題850円=2450円と比較すると、
750円ほど安い結果となります。

という訳で、積極的にこのプランを活用したいところですが・・・なんだこの端末のラインナップは。
ゴミ機種ばっかりじゃないか。比較的売れ行きがよろしくない端末に、割安なプランをくっつけて、
端末の在庫を掃けさせる、それがこのプランの狙いのような気がしてきました。

これでHuawei novaやZenfone3、P10シリーズが対象ならばそこそこ売れるんでしょうけど、
スペック低めのVAIOとZenFoneとSH-M04、むしろ会社ごと明日にも正式に売りそうな富士通アローズ、
うーん、この中から選ぶのは割りと罰ゲーム。敢えて選ぶならばSH-M04ですかね。
※VAIO Phone Aにはおサイフケータイなし。
おサイフケータイ無しでガラパゴススマートフォンを買う人はいないだろ・・・

違約金は1年:

IIJmioの良いところは、違約金は12ヶ月以内ならば、1000円×残月数ほどかかります。
段階的に減っていくので、残り数ヶ月だと気合で解約できますし、13ヶ月目以降ならば不要。
栄枯盛衰が激しいMVNO業界で2年も契約したくないですしね。

どうせ端末代は請求が来ますし、一括で払ってもいいですし、価格コムとくらべても安いので、
端末代はさっさと払いきって1000円高くなる13ヶ月目にMNPでポートアウトするのもありかも。

1年目の1000円割引の内訳が未だに理解できませんが、あまり理解しなくても1000円引き
ということで良いのかも。
興味ある人は契約していましょう。


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「1000×12の割引きよりは500×24にした方が透明性が高いのでは?」と聞いてみましたが、社内でもその辺は議論があったという事なので、透明性よりも「他社の1980には負けられん」という事でしょう。

もう一つ言うと、これはテストマーケでして、あまり数を出す気がないとの事。この施策が「刺されば」次もやるフシがあります。

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