Yahoo!ショッピングでしじみサプリメント1ヶ月分が540円⇒198円送料無料。医学的に効果はあるのか?
商品名:しじみエキス粒 250mg×60粒(約1ヶ月分)
さてみなさんが気になるのはしじみエキスはアルコールの分解を促進し、二日酔いの予防や
改善に役に立つのか?医学的エビデンスはあるのか?ということです。
ざっとググった感じでは、よく分かりませんでした。
どのサイトも「二日酔いに効くと言われている」という伝聞推定の記述や、「オルチニンが効く」、
他にはよく分からないサイトが適当に書きなぐっているサイトは存在しますが、
具合的に何gのしじみまたはオルチニンの摂取が、何時間後に血中アルコール濃度や
アセトアルデヒド(二日酔いの主原因)を有意に*%低減する、というエビデンスは
ざっと検索した感じでは見つかりませんでした。
ちなみにForbesJapanは医師に効く二日酔い対策ということで、1位水分補給、
2位その他(謎)、3位漢方薬、4位鎮痛剤、等々が上位を占め、しじみ汁を対策として上げた医師は
わずかに2%とのこと。
なにはともあれ「水分摂取」 医師4000人に聞く二日酔い対策
ちなみにオルチニン研究会によると、オルチニンで肝機能を改善させようとすると、1600mg、
しじみ換算で10kgもの量を摂取する日がある、とのこと。
二日酔いにシジミ味噌汁は効果無し!ほぼ無意味な理由と肝臓の為に本当に効果的な方法。 – そよかぜ速報
二重盲検法のデザインは想像はしやすい(行うのは難しい)な気がしますけどね。
A群とB群にお酒を飲ませ、A群またはB群どちらかに
しじみ(またはオルチニン、または二日酔いに効くという物質)、一方には何でも無い偽薬を投与します。
※どちらにしじみを与えるか分からないようにするのは、観測者のバイアスを防ぐため。
一定時間後に、A群とB群の血中アルコール濃度、アセトアルデヒド濃度、もしくは認知能力テストを行い、
A群とB群に統計的に有意な差があれば、投与した物質に何かしらの効果があったということでしょう。
さらにはA群、B群それぞれのアルコール摂取前後での数値の変化、アルコールを摂取しないC群の追加、
さらにはメタアナリシスとして、複数の研究の結果を結合し、科学的俯瞰的立場から分析すると、
より科学的に意味があるのか無いのか、の精度が高まるでしょう。
管理人は文系なので詳しくはしりませんが、この手の研究に詳しい人や、医学論文の検索に強い人が
もし読者の方にいらっしゃったら「ここにエビデンスあるで」とコメントしてもらえると助かります。
ただ、二日酔いなんて2日もすれば治りますから、あんまり真面目に研究されないのかも?(予算がつかない?)
なお、「プラシーボ効果があるから良いじゃないか」は間違い。詳しくは下記参照。
代替医療解剖 (新潮文庫) [ サイモン・シン ] |
追記:https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssmn/50/2/50_185/_pdf
では、オルチニンの投与で筋力と除脂肪体重が増加し、血中ヒドロキシプロリン値が
低下した、とのこと。もっと読み進めていくと面白いかも。
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