iPhoneは｢何年ごとに買い替える｣のが得なのか。売り時を逃さないのは。

（リンク先楽天モバイル）iPhoneは｢何年ごとに買い替える｣のが得なのか。売り時を逃さないのは。

iPhone16シリーズが9/20に発売となりましたが、iPhone16 128GBという最安値モデルですら、
アップル公式で124,800円、楽天モバイルで141,700円という高額商品です。
iPhone 16 Pro Maxに至っては最高値299,310円という30万円弱という価格に。

Apple MacBook Air MGN63J/A 13.3型 M1 チップ 8コア SSD 256GB メモリ 8GB 13.3型 スペースグレイ MGN63JA Retinaディスプレイ MacBookAir マックブックエアー 13.3 マック MAC マックブック アップル MGN63 新品 未開封 1年保証 価格：124,997円（税込、送料無料) (2024/9/22時点)

M1チップ搭載のApple MacBook Air MGN63J/A 13.3型だと、125000円も出せば買えるので、
iPhone16を買うお金でMacBookが買えるよ、とも言えます。ただ、出来ることはもはや別物で、
ターゲット層もちょっと違うので、この比較にもはや意味があるとは思えませんが。

さて、iPhoneは｢何年ごとに買い替える｣のが得なのか、東洋経済が記事にしています。

まず、何年ごとに買い替えればお得なのかを、筆者の手元にあるiPhoneを例に考えてみた。

昨年、筆者は、iPhone 15 Proの512GBを20万4800円で購入している。

店頭のiPhone 15シリーズ
iPhone 15 Proの1年後の下取り価格は、11万3800円だった（筆者撮影）

1年間使って、9万1000円の値下がりだ。Androidスマホと比べると、だいぶ高待遇である。iPhoneのメリットのひとつは、大事に使えば価値があまり下がらない点だ。最新型のiPhoneを1年間使って9万1000円で済むというのは、まったく悪くない。1ヵ月7583円で使えたことになる。

（中略）

2年～4年使うと､それぞれいくらか
同様に考えると、2年前に買ったiPhone 14 Pro 256GBは、新品時に16万4800円で、7万4000円の買い取り価格。2年で9万800円まで下がってるから、1年あたり4万5400円。月額にすると3783円だ。

3年前に買ったiPhone 13 Pro 256GBだと、新品時の価格は13万4800円（安かった……）。買い取り価格は5万3000円だ。円安の影響が大きいのだが、3年も使って価値は8万1800円しか下がっていない。1年あたり2万7266円。1ヵ月あたり2272円。

4年前に買ったiPhone 12 Pro 256GBは、新品時の価格は11万7800円。買い取り価格は3万8000円。4年で価値は7万9800円しか下がっておらず、1年あたり1万9950円で使えている。1ヵ月あたりは1663円。

（中略）

とはいえ、やはり毎年買い替えるのは高コストで、2～3年おきに買い替えるぐらいがリーズナブルに最新モデルに近い機能を維持して使えるのは間違いない。

アップルケア＋が適用される3年という期間もひとつの基準だろう。
iPhoneは｢何年ごとに買い替える｣のが得なのか 常に快適で安く運用するには”売り時”を逃さないこと | iPhone｢スマホ王者｣の岐路 | 東洋経済オンライン

上記の記事を表にしてみました。

まずびっくりしたのは、「最新型のiPhoneを1年間使って9万1000円で済むというのは、
まったく悪くない。1ヵ月7583円で使えたことになる。」という発言が出てくること。

20万円近い機種を買って、1年で半額程度に下落して、「悪くない」って、なぜそう思えるのか。
月7,583円って固定費と考えれば結構な額ですよ。しかも通信費は別にかかります。
月3000円として、本体代と合わせて1万円ちょいが毎月飛んでいく計算に。

ただ、一点この筆者の肩を持つと、このライターという職業は、最新型のiPhoneを必要でもないのに敢えて購入し、
購入までのプロセスについて「並んだ」だの「品切れ」だの「意外と在庫あり」だの色々と書き、
実際に触って「サイコー！」だの「やっぱりiPhoneは最新型！」だとと触れ回るのが仕事です。
そもそも経費で買いますしね。実質半額程度になります。

という訳で、飯の種になる商材を20万円で買う投資なので、「まったく悪くない」という発言が出てきます。

一方、普通の人から見ると、「リセールが強いと言われたiPhoneですら1年で下取りは半額なのね。
Yahoo!オークションやメルカリで売ればもうちょい率がいいとして、少し残念。
iPhoneもブランド力のメッキが剥がれてきたなぁ」というところでしょうか。

Androidの騰落率もそれ以上にひどい：

もっとも、参考までにPixelのGoogle公式価格と下取り価格を調べて上記の表に加えていますが、
こちらもなかなかひどいものです。ただ、一般的にAndroidは端末価格がiPhoneより安いので、
値下がりしても被害額は限定的ですけどね。

Android/iPhone、いずれにせよ、発売から1年間が最も下取り価格が下がるので、
発売から1年たった型落ちを新品または中古で買い、そこから+2年程度（発売から3年程度）で
売却するというのを繰り返すのがコスパがいいかも。

スマホでゲームさえしなければ、別に最新型を買う必要はありません。
Apple Intelligenceが日本語で使えるのも2025年以降です。
PCだと各種AIが利用できるのは周知の事実ですし、急いでiPhone16を買わなくてもいいかと。

ただ、りんご信者や買うのが趣味の人、ゲーマー、新しいもの好きの人は別です。真っ先に並んで買いましょう。
乗るしかない このビッグウェーブに。