アラサーの彼氏の月の手取りが「26万」で絶望しました。せめて30万円は欲しいよね。

2024年3月21日

世の中には異常なぐらい住宅財形や持株会を行っていたり、基本給は低いけど住宅補助が結構貰えたり、
人と会社によって環境は様々です。という訳で、手取り額で絶望されたり唖然とされても、
男性側としてはちょっと困ってしまいますね。

さて、アラサー彼氏の月の手取りが26万円で絶望、というのは世間相場から見るとどうでしょうか。
ファイナンシャルフィールドが記事にしています。

25～29歳男性の平均月給は約25万9000円で、手取りは20～21万円ほどです。30～34歳男性の平均月給は29万7000円で、手取りは23～24万円ほどとなります。

これらの統計をみる限り、アラサーの彼氏の月の手取り26万円という金額は、平均よりも多いといえるでしょう。絶望する必要はなく、むしろ年齢の割にはしっかりと稼いでいるといえます。

月の手取りが30万円を超える人の割合

日本人の平均をみても、月の手取りは25万円ほどです。男性に限っても、月の手取りは27万円ほどが平均となっています。月の手取りが30万円を超えるには、月給で37～38万円以上が必要です。賃金構造基本統計調査の結果によると、月給が38万円を超える人の割合は、21.8％でした。男性に限ってみると、28.9％です。

30歳前後で月給38万円を超える人の割合は同調査からは把握できませんでしたが、日本人全体でみても20％強、男性に限ってみても30％弱しかいません。月給38万円は、そもそも平均月給より7万円ほども高いため、それを超える人たちは当然ながら少数派となります。アラサー世代では、さらに少ない割合になると考えられるでしょう。
アラサーの彼氏の月の手取りが「26万」で絶望。「30万円」を超える人はどれほどいるのでしょうか？（ファイナンシャルフィールド） – Yahoo!ニュース

という訳で、アラサー世代で手取り26万円ということは、月収で33万円程度になるでしょう。
ボーナスを4ヶ月分として、528万円。そこそこ貰っている方ではないでしょうか。

世間相場と比較しても意味がない：

もっとも、これは地域や学歴にもよります。東京で大卒ならば、まぁ普通、もしくは低い方ですし、
地方で高卒ですと、かなり貰っている方です。

という訳で、世間相場と比較しても正直あまり意味はなくて、そのアラサー彼氏と結婚希望なのであれば、
その方と今後やっていけるかどうか、性格的な面を踏まえて総合的に判断したほうが良さそうです。

同じ年収でも、
・家事をする、話もうまい、性格もまとも、一緒にいて安らぐ・楽しい、まぁ将来やっていけそうなAさんと
・絶対に家事はしない、話はつまらない自慢話ばっかり、趣味はギャンブルと酒と女、
チンピラみたいなカッコをしてすぐに手が出るBさんでは、
どちらが将来を共にするのにふさわしいパートナーか一目瞭然でしょう。

問題はそこまで極端な2択は世の中にあんまりないこと。上記の例ではどう考えてもAさんでしょうけど、
現実はどっちつかずであっちが立てばこっちが立たない、みたいな異性の間を揺れ動いている婚活戦士も
結構多いかも。「出会いの数をもっと増やせば、理想の異性に出会えるのでは」と、
時期を逃す人も多そう。

ある程度自分の年齢とスペック（年収、顔、身長、性格、その他家柄ほか）を客観視して、
それなりに満足できるところで決めたほうが、将来的に満足できるかもしれません。