米オハイオ州民、コロナワクチンを打てば抽選で5人に1.1億円が当たる。原資は連邦政府からの支援金。

米オハイオ州民、コロナワクチンを打てば抽選で5人に1.1億円が当たる。原資は連邦政府からの支援金。

日本ではまだまだワクチン接種が進んでおらず、喉から手が出るほど打ちたい高齢者もいれば、
副作用を考慮して言うほど打ちたくないね、という若者もいらっしゃるかと思います。

ワクチン接種を忌避する方々はどこの国でも一定数はいるのでしょう、
海の向こうのアメリカでは、ワクチン接種が進まない層に対して抽選キャンペーンが始まりました。

なお、原資は連邦政府から出される新型コロナ関連支援金とのこと。

ワクチンを打ったら1億円超が当たります――。米中西部オハイオ州のデワイン知事（共和党）は12日、新型コロナウイルスワクチンの接種を促すため、接種した州民5人に、抽選でそれぞれ100万ドル（約1億1千万円）をプレゼントすると発表した。

応募は18歳以上とのこと。17歳以下の州民は抽選で5人に学費などの奨学金があたるそうな。

もちろん日本国民は対象外ですが、米国は本当に思い切ったことをやりますね。

我が国はワクチン確保がそもそも十分にできていませんが、仮にワクチン確保ができたとしても、
また別のステージ（接種が進まない）の問題も出てくるのでしょうね。

国産のワクチン開発も進んでいるようですが、そもそも諸外国と比べて感染者数が少ないため、
ろくな臨床試験も出来ないでしょうし、それ故に承認もおりない。
（※その意味で、諸外国の感染者数と比べて日本は「さざ波」だ、という表現は算数的に正しい。
情緒豊かな日本国民に受け入れられるかはともかく。）

中国産を除く海外産の方が出来が良い、という結果になるかも。

トライ・アンド・エラーを忌避する国民性が、問題の発見と解決を先送りし、
コロナのような本当の有事の際に問題が顕著化する、ということが明らかになりました。

それでも「日本には技術があるから」と思っている人（特に年配の方）が結構多いのが、
根が深い問題ですね。
諸外国に遅れを取った原因を直視し、犠牲を払って解決しなければならないかと。

今後の我が国の行く末はどうなることやら。