dカードが更新カードを普通郵便に変更へ。理由はコストカットか。

dカードが更新カードを普通郵便に変更へ。理由はコストカットか。

※なんだかコメント欄で揉めていたのでご紹介。

dカードが更新カードの配達方法を普通郵便とし、スムーズに受け取れるように変更します。
なお、これが嫌な方は「対面で受け取り（簡易書留）」に変更することも可能です。
有効期限は有効期限の2ヵ月前まで。

それ以降の手続きは不可能です。

なお、「一部のお客さまについて、更新カード送付のご希望をお伺いし、ご希望がない場合には、
カードを送付せず、弊社にてお預かりすることがございます。」という記載もあるので、
全く利用がない利用客は実質的に更新を拒否されることも有り得るかも。
まぁ返事をすればいいのですが。

普通郵便のメリット：

・カード発行側が郵送のコストを節約できる。
・受け取り側は、勝手にポストに突っ込まれているので、在宅している必要がない。

普通郵便のデメリット：

・郵送事故やポストから抜きとたれて不正利用された時に、補償を申請する手間がある。
その場合は番号も変わる。

なお、不正利用にあったら、届け出日から遡って90日間の利用から損害を補償する制度があるそうな。

ちなみに三井住友カードも同様の方式を採用しています。こちらも2ヶ月前に変更手続きをすることで、
簡易書留で受取可能です。不正利用の場合は60日間遡って貰えるそうな。
新しいカードの受け取り方法について｜クレジットカードの三井住友VISAカード

三菱UFJニコスは強制的に普通郵便とのこと。
更新カードの郵送方法について｜クレジットカードなら三菱UFJニコス

管理人は普通郵便でOK：

以前にRevolutリアルカードを申し込んだ際には、カード到着後にアプリ側でPINかなにかを打ち込むと、
カードがアクティブ化されて使用可能となりました。
関連記事：Revolutリアルカードを申し込んでみた。KyashやauPAYカードからチャージしてモバイルSuicaにチャージ可能。 | 節約速報

出来ればそういう方式を採用して欲しいところですが、カード券面に番号が印刷されているタイプだと、
「盗人が郵便ポストから抜き取る」⇒「丁寧に開封して両面の写真を撮る」⇒「丁寧に封入して元に戻す」
⇒盗人が1週間後ぐらいにカードがアクティブ化されてから、海外通販などでVPN経由で
不正に買い物をしまくる、という手段が防げません。

最近流行りの番号レスタイプですと、少なくとも素人がカード両面の写真を撮って番号を盗むのは
不可能です。磁気ストライプに番号情報は入っているのでしょうか。知らんけど。
そこから盗めれば結果は同じ。まぁそこまで出来る盗人は少ないでしょうし、
カード会社もそんなやつに対処するより、問題が起きてからカードを再発行した方がコストカットです。

という訳で、管理人は普通郵便で良いかな。どうせ問題起きないですし。
起きたら起きたでカード会社が保証しますし。唯一、カード番号が変更になるのが面倒かも。
とは言え、それが問題になるのは、メインカードとして継続課金をしているカードのみですしね。

結局、問題になるのは、
「自分のカードが盗まれる・郵便事故に合う確率」×「そのカードで継続課金をしている確率」な訳で、
確率としてはかなり低い。

カード会社から見ても、そんな不正利用が起きたら再発行して顧客を黙らせれば良いわけで。
その方がかかるコストが安いわけです。

世の中、高コストなものはどんどん淘汰される時代ですからね。
ま、しょうがないでしょう。これも時代の流れです。
嫌なら他のカード会社に行け、ということでしょう。

dカードをこよなく愛する人から見ると薄情に見えますが、しょうがないのかも。