普通郵便でクレジットカードを送る企業が増える。三井住友カード「お前らが対面せずに受け取りたいと言うから」

普通郵便でクレジットカードを送る企業が増える。三井住友カード「お前らが対面せずに受け取りたいと言うから」

クレジットカードは簡易書留などで通常は発送されますが、昨今は企業側もコスト削減の一環でしょうか、
普通郵便で送ってくる企業も増えているようです。

彼らの言い分としては「対面せずに受け取りたいとの要望もあった」そうな。

　有効期限を迎える前に契約者へ新しいカードを送る際、普通郵便が利用され始めた。受け取りにサインか印鑑が必要な簡易書留などと違い、不在でもポストに投函（とうかん）されるのは契約者にとって便利だが、防犯上のリスクが否定できない。カード会社の大勢は送付方法の変更に二の足を踏み、対応が分かれている。

　三井住友カードは昨年3月、更新カードの郵送方法を簡易書留から普通郵便に切り替えた。コロナ禍で、「対面せずに受け取りたいとの要望もあった」という。今年3月には、愛知県を拠点に約310万人の会員を抱えるUCSが追随。国内大手のジェーシービー（JCB）も検討を進める。

　ただ、普通郵便の場合、契約者が引っ越しても住所変更を届け出ないケースなど、更新カードが本人以外に届く可能性は否定できない。これが不正利用されないとは限らないほか、ポストから盗まれる恐れもあり、ためらうカード会社が多い。
普通郵便でクレカ、対応割れる　不在でも投函、不正利用を警戒（時事通信） – Yahoo!ニュース

三井住友カード・UCSは更新カードを普通郵便とし、JCB、イオンは検討中、
クレディセゾンは今後も書留を継続、とのこと。

変更したと報道されている去年の3月以降、管理人が新規に発行した
三井住友カードのゴールドカード、プラチナプリファードカード、Oliveの平カードは
全部簡易書留で届ききました。

今年3月に更新したdカードプリペイド（三井住友カード発行）も簡易書留でしたけど。

普通郵便＋アクティベーション方式でもいいよ：

さて、一部のクレジットカード発行会社で採用しているのは、まず普通郵便でカードを送ります。
受け取った顧客はアプリやWebでアクティベーション（有効化）します。

そうすると、顧客は確実に受け取ってからカードを使えるわけ。
場合によってはナンバーレスカードが採用されているため、
仮に郵便事故で不着や他人が受け取っても、
カード番号が流出すること無く、再発行出来るわけ。

管理人的にはこちらが良いなぁ。受け取るために家にいなくていいですし。

こういった仕組みなしに、カード番号をむき出しで普通郵便で送ってくるのは止めて欲しいですね。
郵便事故やら他人が受け取った時に手続きが相当面倒くさそう。

特に更新カードの場合は、既に公共料金の引き落としなどに登録している場合、
それらを全部変更する必要があります。特に請求の期限が迫っている場合は、
一旦別カードに切り替えた後、再発行されたカードに再設定する必要があります。
それは本当にめんどくさいから止めて欲しい。

カード会社にはそのへんのセキュリティや顧客の面倒くささも意識して、
発送方法やアクティベーション方式を検討して欲しいところ。