女性の結婚観、既に「愛」から「金」に。

女性の結婚観、既に「愛」から「金」に。

結婚には愛と金、そしてタイミングが重要なのですが、女性側が考える「結婚のメリット」については、
一貫して「金」であることが分かりました。

まず、「結婚のメリット」についてだが、1987年から2021年にかけて、女性は一貫して「経済的に余裕がもてる」が伸びている。

2015年から2021年にかけてやや減少しているように見えるが、これは女性がそこのメリットを感じなくなったのではなく、むしろ男性の割合が増えたことによって、差分が減っただけである。男性もまた、共稼ぎのパートナーを得られるなら、結婚にメリットを感じる率が高くなってきているのだ。

一方で、男性側の「結婚のメリット」は、かつては「社会的信用」や「生活上の便利さ」があったが、徐々に失われ、対照的に急上昇しているのが、「精神的な安らぎの場」としての結婚である。逆にいえば、男性は「精神的に安らげない結婚ならしなくていい」ということでもある。

もはや結婚は愛情＜お金
特に、「結婚は金じゃない。愛だ」なんてことを相変わらず言い続けている中年以上の世代に知っておいてほしいのは、「結婚のメリット」に「現在愛情を感じている人と一緒に暮らせる」というものが男女ともに年々減少していき、特に女性の減少幅が大きい。

かつては男性より女性の方が置かったのに、ついに2021年には男女逆転している。

男性は、結婚に「精神的安らぎ」や「愛情」を重視しているのに対し、女性は、もはや「結婚はお金」一択状態となっている。
「金をよこせ」vs「金はやらん」という攻防戦の末、辿り着いた「無理に結婚しなくていいや」現象（荒川和久） – エキスパート – Yahoo!ニュース

面白い分析グラフもリンク先の記事に載っていますので、ぜひ見てみましょう。

それによると、女性は一貫して「経済的に余裕がもてる」が結婚のメリットであり、
現在愛情を感じている人と一緒に暮らせる」はどんどん下がっている、という無慈悲な現実が
明らかになっています。

近年は大手企業においては性差による年収差はなく、学歴や能力、職責による年収差となります。
しかし、女性は結婚や出産によるキャリアの一時停止などもあり、給料が伸び悩むことも多い・・・
と思いましたが、これは未婚女性の話です。

やはり学歴や就労機会（親の「女は地元で就職」という固定観念）により若年女性が傾向として低年収状態となり、
それを埋め合わせるために自分より稼ぐ男性と結婚して、経済的余裕を持つ、というのが一般的なのかも。

一方、独身男性が感じるメリットは「金銭的に裕福」というもの。そりゃ独身貴族という言葉が示す通り、
男性も20代はともかく、30代で未婚ですと、会社の給料は上がるのに、お金を使うところが特に無くて、
趣味やギャンブル、お酒、風俗に使いたい放題になりますからね。まぁそれはそれで幸せそうですが。

結婚したい男の戦闘力＝顔×若さ×年収：

という訳で、結婚したい男性は、平日はとにかくまずは年収を上げる努力をしつつ、
土日はとにかく早く婚活市場に参戦して、貪欲に出会いを求めつつ、若さという武器が使えるうちに、
数打って人と出会い、トライ・アンド・エラーを繰り返しておきましょう。

後は面白さ、コミュ力、度胸があれば多少はカバーできますよ。