東京メトロの落とし物係「あいつ16万円入りの財布を無事に回収できた割に喜んでないな・・・せや！通報したろ！」

東京メトロの落とし物係「あいつ16万円入りの財布を無事に回収できた割に喜んでないな・・・せや！通報したろ！」

日本ほど物と落としても安全に物が返ってくる国は無い、などと都市伝説のように言われていますが、
東京メトロ社員が社内の落とし物検索システムを悪用し、金目の物が落とし物として届け出たのを探知したら、
速攻でその落とし主になりすまして受け取りに行く、という犯罪が行われたそうな。

落とし物を着服していたのは、東京メトロの飯田橋駅などを担当する２０代の男性の駅員です。
東京メトロによりますと、この駅員は先月２８日、乗客を装って現金およそ１６万円が入った財布を落とし物を扱う窓口に受け取りに来たということです。
この際、現金を受け取ったにもかかわらずあまり喜ばなかったため、対応をした社員が不自然に感じ、会社に報告しました。
その後、会社が調べたところ、ことし３月以降、駅員が現金２３万円余りや財布など６件の落とし物の情報を社内システムで検索し、落とし物として受け取っていたことがわかったということです。
駅員は会社の聞き取りに対し着服を認め、「お金に困っていた」と話しているということです。
落とし物の窓口では他人名義の運転免許証を提示していて、業務時間外に拾ったと説明しているということです。
東京メトロの駅員 社内システム使い 落とし物の現金など着服｜NHK 首都圏のニュース

他人名義の運転免許証を持ち歩き、それを公的な身分証明書として提示している時点で、
こいつカタギじゃないやろ・・・社内で厳正に対処するというより、刑事事件でしょう。

このような糞社員のお陰で、東京メトロの落とし物システムにアクセスできる社内の人間に、
無駄にアクセス制限が掛かりそうですね。真面目に働いている人はいい迷惑です。

そして16万円の入りの財布を真面目に届けた人にも申し訳ないですね。
拾った人も本当はネコババしたかったかも。しかし、ネコババしたら落とし主が困るかも知れない、
誰かが見ているかも知れない、お天道様が見ているかも知れない、もしかしたらやばい金かもしれない、
そんな気持ちで届けたかも知れない。一瞬中身は抜いて、ガワだけそのへんに放置するとかも
考えたかも知れない。

いろんな思惑があり、なんやかんや真面目に届けたら、極悪駅員がシステムでシュバババってきて、
他人の免許証でかっさらっていく、って世の中は残酷すぎますね。
こんな事が相次ぐと、庶民の「落とし物は真面目に届けよう」という気持ちが萎えますので、
厳正に処罰してボコボコにぶん殴って欲しいところ。