【改造レビュー】アマゾンでTechRise Micro USB→Type C 変換アダプタを買ってみた。短小コネクタは役に立たない。
USB-C機器の導入に伴い、これまでのmicroUSB資産を活かすべく、microUSB to USB-Cケーブルを
買ってみることにしました。
なお、通常であればアマゾンのUSBアダプタ の 売れ筋ランキングに従って、
Ankerの2個799円でも買えば良いのですが、それでは面白くないので、
コスパが一番良い4個入り699円送料無料のTechRise製品をポチってみました。
やる気ないパッケージで到着：
というわけで、ポチってから24時間ぐらいであまりやる気があるとは思えないパッケージにて到着しました。
なお、4個のアダプタは個装されています。
袋を開けた写真がこれ。コネクタ部分がテカっているように見えますが、
これは写真の映りの関係なだけであって、実際はここまでテカってないです。
いわゆる普通のプラグですね。
ただ、若干このプラスチックから奥まったところ(2-3mm)にmicroUSBの口があり、
これが後々問題を起こすことになります・・・
電流・電圧を測定してみた：
いつも通りRouteR（RT-USBVAC3QC)にて流れる電流と電圧を測定してみました。
まず、最初はCHOETECHのQuick charge 3.0 CHOETECH 多ポート USB充電器に付属の
ぶっといUSB-Cケーブルです。おそらくこれが最大値でしょう。
8V/1.4A程度となります。
お次はAukey CB-HD3です。3本セットで989円。これのアダプタを接続します。
割とキツキツですが、キツキツなのは大好きな管理人ですので、とりあえず接続完了です。
性能が出ない・・・
Aukey microUSBケーブル＋USB-Cアダプタで充電を開始してみましたが・・・
あれ？充電されないぞ？
しかし3秒ぐらい待つと、接続された側の機器が入力電流を検知し、充電モードに移行しました。
ただし、5V/0.4A程度しか流れていません。うーん、これはよろしくないなぁ・・・
安物買いの銭失いをしたかな？気を落とさず、適当にケーブルを変えてトライしてみます。
その辺の巻取り式ケーブル＋変換アダプタで即座に充電開始。5V/1.4A程度。お、やるね。
Quick Charge 3.0 Tronsmart USB急速充電器付属のぶっといケーブル＋変換アダプタで
7.86V/1.26A程度。
うーん、ということは、Aukeyのケーブルが悪いのか？
カットしてみた：
気になったのは、変換アダプタのガワからmicroUSB(メス）まで2-3mmのマージンがあること。
ひょっとしてこのマージンがAukeyの短小コネクタに干渉して、接触不良を起こしているのでは？
という疑問をいだき、このマージンをニッパーでカットしてみました。
柔らかい素材で出来ているので、特に力を入れずにカットできます。
下側がカットしてみたもの。リング部分も捨てました。若干短くなりました。
本当はヤスリ等で断面図をキレイにして、削りカスを水洗いすれば良いのですが、精密機械ですので
止めておきます。
再度のトライ⇒成功：
今度はAukeyコネクタで差した瞬間に充電が始まり、かつ7.6V/1.3A=9.88Wと、
改造前の5V/0.4A=2W程度の5倍ほど電流を流すことが出来ました。
また、改造前は接続から充電開始まで3－5秒掛かっていたラグが無くなりました。
やっぱり短小コネクタは役に立たないね、というツッコミはさておき、変換アダプタを買ってみて、
充電開始まで数秒ほど時間が掛かっている人は、短小コネクタがダメなのかも。
ニッパーなりで改造してみると、改善するかもしれません。
というわけで、今回購入したMicro USB→Type C 変換アダプタですが、問題なく動いています。
持ち運びも全く気にならない大きさです。
自宅ではUSB-Cケーブルまたは、この変換アダプタを利用して充電するとして、
4個セットですので、1個は財布かカバンに入れておきましょう。
出先で充電器やモバイルバッテリーを借りる時に、microUSBケーブルは比較的容易に貸してもらえますが、
USB-Cケーブルはまだまだ普及しているとはいい難い状況です。
財布やカバンに1個放り込んでおくと、間違いなく役に立つかと。
カットするのがめんどくさい人、怖い人は、Anker製品でも買ってみましょう。Aukeyも販売中。
ただ、どちらの製品もmicroUSB（メス）側にマージンがあるため、短小コネクタを使用する時は、
カットが必要かも。やっぱり短小コネクタは（以下略）
