現代ビジネス「スーパーで『半額シール』の商品や『もやし』を買うシングルマザー」「auからUQに機種変して5000円の節約」。これが令和の貧窮問答歌か。

現代ビジネス「スーパーで『半額シール』の商品や『もやし』を買うシングルマザー」「auからUQに機種変して5000円の節約」。これが令和の貧窮問答歌か。

世の中では「年収４４３万円　安すぎる国の絶望的な生活」という本が流行っているようでうsが、
どうもそれに乗っかったよく分からない記事が毎週のように「現代ビジネス」から
発信されているのでご紹介。

　スーパーに行くときは、半額シールが貼ってあるものばかりをカゴに入れるので、娘から「恥ずかしい」と言われてしまいます。野菜は高いから、100円で売っていれば買いますが、もやしを選びがちになります。肉も牛肉は高いから、ほとんど買いません。豚肉と鶏肉ですね。娘はムネ肉のパサパサしたのが好きと言ってくれるので、安上がりで済むので良かったです。
スーパーで「半額シール」の商品や「もやし」を買う…年収120万円、41歳シングルマザーの苦悩（現代ビジネス） – Yahoo!ニュース

管理人、しょっちゅう半額惣菜買いまくってむしろ喜んでいるけど・・・
割引・半額惣菜でかごを埋め尽くして買い物をすると、清々しい気持ちになるよね。

ただすまん、海鮮スンドゥブはうまそうなので定価で買ってしまった。申し訳ない。

これとか割りと割引品でコンプリート出来た例かな。全て割引品で買えると「勝った」という
気分になれます。何に勝てたかは不明。

まぁ生活のために半額惣菜をゲットしなければならない、という状態の人と、
トレジャーハンターの気分で半額惣菜がゲットできればラッキーという状態の人では、
精神状態がだいぶ異なるでしょうね。

このシングルマザー、、実在するかは不明ですが、子供が帰宅する頃には家にいてあげたい、
ということで朝9時から午後2時半までパートで働き、月収9万円とのこと。世の中一般的には
もう少し働いている気もするが・・・まぁそれぞれ過程の事情があるんでしょう。

ちなみにこちらの記事では、別の貧乏自慢の方がauからUQモバイルに変えて月5000円ほど節約、とのこと。
昼食は220円、スタバを我慢…平均年収443万円「安すぎる国の絶望的な生活」（小林 美希） | 現代新書 | 講談社（1/2）

povo2.0を使わないでUQモバイルを使用だと・・・？なんて贅沢なんだこいつは・・・
スターバックスのフラペチーノ705円を我慢？そんなもん最初から飲むなよ。
デブか糖尿病になって早死するだけだぞ。

貧窮問答歌かな？

何れにせよ、個別の事情はあるでしょうが、こんな生活の一部を切り取って「あぁ辛い辛い生活が辛い」
と令和の貧窮問答歌を編纂したって何の意味もないでしょう。

この人が現時点で何歳で、家族構成は、エリア的にどのへんに住んでいるのか（家賃相場）、
後は月の収入と支出のバランスを表にして、改善すべき点はどこなのか、
もしくは公的援助を受けるならばどういう手段があるのか書かないと、何の意味もない。

単なる生活の感想文です。それに値段つけて売るんかよ。読むやついるのかよ。

ちなみにこの本の目次はこんな感じ。

【目次】
■第1部　平均年収でもつらいよ

●毎月10万円の赤字、何もできない「中流以下」を生きる
神奈川県・斉藤慎太郎（48歳）・年収520万円

●「私は下の方で生きている」コンビニは行かず、クーラーもつけない生活
東京都・米田美鈴（35歳）・年収348万円（世帯年収1000万円）

●不妊治療に対する不安…夫婦で月16万円の生活費、「リーマン氷河期世代」の憂鬱
北陸地方・吉川耕太（33歳）・年収450万円

●教育費がとにかく心配…昼食は500円以内、時給で働く正社員
東京都・坂本由香さん（44歳）・年収260万円（世帯年収1000万円）

●三人の子育てをしながら月13回夜勤をこなす看護師の激務
北陸地方・鈴木晴男（42歳）・年収670万円（世帯年収1300万円）

●夫婦で手取り65万円、「ウーバーイーツ」の副業でちょっとした贅沢を実現
東京都・葉山徹（41歳）・年収660万円プラス副業（世帯年収は約1300～1500万円）

■第2部　平均年収以下はもっとつらいよ

●月収9万円シングルマザー、永遠のような絶望を経験した先の「夢」
東海地方・池田真紀（41歳）・年収120万円

●子どもに知的障がい、借金地獄…マクドナルドにも行けないヘルパーの苦境
茨城県・田村理恵（38歳）・年収48万円（世帯年収400万円）

●コロナ失業…1個80円のたまねぎは買わない、子どもの習い事が悩みの種
北海道・加藤香（29歳）・年収180万円（世帯年収540万円）

●共働きでも収支トントン、賃金と仕事量が見合わない保育士
東京都・川崎陽子（40歳）・年収300万円（世帯年収700万円）

●何もかも疲れた…認知症の母との地獄のような日常を生きる非常勤講師
埼玉県・松田彰人（56歳）・年収200万円

■第3部　この30年、日本社会に何が起きたのか？

なんだか読むだけで息が苦しくなりそうですね。

さて、実際にこういう方もいらっしゃるかと思いますが、まず本当に苦しい方は
生活保護を受けましょう。そういう人のためのセーフティーネットです。
臆せず貰えるものは貰っておきましょう。

次に公的機関に相談しましょう。公的な援助や補助、サポート体制を紹介してもらえるかと。
焼け石に水かも知れませんが、話ぐらいは聞いてもらえるでしょう。

年収1000万円を超えているのにこの雑誌にインタビューされている人は：

ただ、世帯年収1000万超えの方々がぶりぶり不満をつのらせていますが、
そういった方々は、まず自分たちのものの見方を変え、他責思考を止め、見栄やら体裁繕いをやめ、
自分たちがどう有りたいか、どうあれば幸せなのか、を見つめ直すべきではないでしょうか。

そうでなければ、年収が更に数百万、1000万、更には2倍3倍に増えたところで、また不満を抱き続け、
ずっと恨み節を唱えつ続けたまま非業の死を遂げることになるでしょう。

変えるべきは、世の中ではなく、まず自分の気の持ちよう。
他人を変えるのは大変ですが、自分を変えることは、自分で第一歩を踏み出すことが出来ます。
まずは落ち着いて気持ちと現状を整理してみては。