円、暴騰。146円⇒140円。為替介入で利益30兆円を利確へ。

円、暴騰。146円⇒140円。

11/10 22時から11/11　0時30分にかけて、わずか3時間半で為替が4円動き、
146.5円⇒142円、そこからもジリジリと円が高騰し、今では140円台を推移しています。

なんやこのメチャクチャな為替の動きは。こんなんロンガー（ドルを買っていた人）は
大虐殺やんけ。管理人も150円ぐらいになったら売りでもしようと思っていましたが、
どうやら破局は少し早めに起きた模様。良かった、やっぱり素人はこの相場で
手を出すべきじゃないね。

ちなみに理由は10月の米消費者物価指数（CPI）の伸びが予想を下回ったこと、
とのこと。米国株は急反発で暴騰だそうな。

　前日の米国時間では、10月の米消費者物価指数（CPI）の伸びが予想を下回ったことを受け、連邦準備制度理事会（FRB）の利上げペース鈍化観測が台頭、米長期金利が急低下し、ドル円も146円台前半から140円20銭前後まで急落。足元で下値抵抗になっていた141円を下抜けたことで売りが膨らみ、下げがきつくなった。
〔東京外為〕ドル、141円台前半＝米利上げ幅縮小観測で戻り弱い（11日午後5時）（時事通信） – Yahoo!ニュース

それにしても、金利を上げず、物価上昇を諸外国と比べて抑え、絶妙なタイミングで為替介入で
為替相場の急激な変動を抑え、かつあまり荒波を立てずに米国債をしれっと売却するという、
なかなか我が国の官僚と財務省は優秀じゃないか、という感じですね。

このハゲさん 神田真人財務官、なかなかやりおるなぁ・・・
緊張感持ち必要なら対応と神田財務官、米指標受け円急騰 | ロイター

過去の円高時の円売り介入時の含み益の利確で30兆円もの利益をもたらし、
それが国庫に入るという桁が違いすぎる「FX」ですね。
「円買い介入は効果なし」は誤り…歴史的円安が日本にもたらした「とんでもない利益」【国際金融アナリストが解説】（幻冬舎ゴールドオンライン） – Yahoo!ニュース

ちなみに利益は外国為替資金特別会計に入るのだろうか。よく知らんけど。
翌年度の一般会計にも繰り入れられるそうな。ええやん。
為替介入の金庫「外為特会」　外貨準備の元手は国の借金: 日本経済新聞

後はロシアとウクライナ情勢が落ち着いて、資源高が落ち着けば、
もう少し世相お落ち着くかと。