自民党、旧統一教会ではなく世論の批判を警戒。必要なのは「説明」ではなく「断捨離」。

自民党、旧統一教会ではなく世論の批判を警戒。必要なのは「説明」ではなく「断捨離」。

安倍元首相が銃撃されて死亡した件で、旧統一教会と自民党の関係が取り上げられていますが、
自民党では世論の批判を警戒しているそうな。

　自民党は「党として組織的な関係がないことは確認している」（茂木敏充幹事長）と、世論の批判が同党に向かうことを警戒。立憲民主党など野党は「実態解明が必要だ」として追及する方針だ。

　旧統一教会は1968年、反共産主義を掲げる政治団体「国際勝共連合」を創設。当時から安倍氏の祖父、岸信介元首相ら自民党右派との結び付きが強かったとされる。憲法改正や同性婚反対など保守色の強い主張を掲げており、党幹部は「今もつながりのある人は安倍派に多い」と指摘する。
自民、旧統一教会との関係発覚相次ぐ　世論の批判警戒、野党は追及（時事通信） – Yahoo!ニュース

まず警戒すべきは、カルト宗教や詐欺団体、半島系団体に政治が影響を受けることでは？
国民の生活に影響がでていないかを、為政者としてまず警戒すべきでは？
霊感商法や多額の問題を起こしている団体が、政党と密接に絡んでいることがまずおかしいのでは？

岸田首相は「丁寧な説明が大事だ」などとおっしゃるが。

次々と明るみになる政権与党である自民党議員と、統一教会の“親密な関係”。世論の間で政治への不信感が高まるなか、立憲民主党や共産党は“統一教会と政治家の関係性”を追及するための対策本部やチームを立ち上げることに。また、日本維新の会は統一教会と関係のある議員を党内で調査。そして先月30日、13人に接点があったと報告している。

そんななか同月31日、自民党の総裁でもある岸田文雄首相（65）は初めて“統一教会と政治家の問題”についてこうコメントした。

「社会的に問題になっている団体との関係については、政治家の立場からそれぞれ丁寧に説明をしていくことは大事だと思っています。それぞれ、様々な説明を行っているようですが、国民の皆さんの関心も高いわけですので、丁寧な説明を行っていくことは大事であると思います」
岸田首相「丁寧な説明が大事」統一教会と政治家の“癒着”への初コメントが「無責任」と非難（女性自身） – Yahoo!ニュース

なんだこのループした日本語は。小泉進次郎節か？

正直ね、説明とかいらないんですよ。必要なのは廃仏毀釈。
この場合は廃棄すべきは仏ではありません。

政教分離の原則を実行し、癒着関係を断ち切って欲しいところ。

日本国憲法第20条は政教分離を次のように規定しています。

信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又（また）は政治上の権力を行使してはならない

ところが、自民党改憲案ではしれっと後半が削除されています。

信教の自由は、保障する。国は、いかなる宗教団体に対しても、特典を与えてはならない。
日本国憲法改正草案（現行憲法対照）自由民主党　平成24年4月27日（決定）

国家が特定の宗教を優遇または忌避するのを禁止したのが政教分離で、
宗教団体が政治をするのは認める、という考えですが、とは言えね、おかしいでしょ。
創価学会と公明党もおかしいでしょ。ろくに税金を払ってもないのに数が多いと言うだけで
組織票が期待されてのさばるなんてあってはならんことでしょう。

岸田首相は膿を出し切る覚悟で、決断と実行をして欲しいところ。
無理か、無理だよなぁ、日本人、こういう思い切った決断と行動なんて外圧がないと無理だもんなぁ。