元ソフトバンク社員、5G技術情報を不正に持ち出して楽天モバイルに転職後、逮捕。

元ソフトバンク社員、5G技術情報を不正に持ち出して楽天モバイルに転職後、逮捕。

ソフトバンクの元社員（男性、45歳）が、5Gに関する技術情報を持ち出して楽天モバイルに転職し、
営業秘密を漏らした恐れがあるということで不正競争防止法違反（営業秘密領得）容疑にて
逮捕されました。

男性は2019/12/31に、社外の私有パソコンからソフトバンクサーバーに接続し、
自分宛てに添付して送付、そして翌日2020/1/1より楽天モバイルに入社とのこと。

ちなみにこの男性、通信設備の運用などを担う「伝送エンジニア」で、
携帯電話のネットワーク構築に関わる業務に従事していたそうな。

なお、詳細は不明ですが、2020年2月には流出が発覚し、ソフトバンク側が
警察に相談していたとのこと。どうやって流出が発覚したのかは不明。
退社日に「５Ｇ」情報持ち出し、ソフトバンク元社員を逮捕…楽天モバイルを提訴へ : 社会 : ニュース : 読売新聞オンライン

これはたまたま日本企業間で行われた産業スパイ事件、転職の手土産に営業秘密を
持っていた事案ですが、中国人や韓国時が日本企業の営業秘密、技術情報を盗んでいった
産業スパイ事件は枚挙に暇がありません。

この国はスパイ防止法が無いので、スパイし放題と言われています。
だから米国などは日本を信用せずに最新鋭の武器を売ってくれず、そのため我が国の抑止力は
低下の一歩をたどり、米英などアングロサクソン系の英語圏5カ国によるファイブアイズと呼ばれる
防衛・国防の機密情報共有の枠組みには参加もさせて貰えず、我が国の影響力は凋落するばかり。

こういった国内の産業スパイ事件もそうですが、まずはスパイ防止法の成立と、
厳罰化が望まれます。