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オルカンは毎月21日は下がりやすい?火曜日・6月・選挙前後の不思議な法則。
基本的にオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式〈オール・カントリー〉)は市場全体のベンチマークに連動することを
目指して設計されています。そして市場の値動きを予測するのは不可能です。
そして市場は十分に効率的だ・・・きっとそうなんだ・・・というのが人類の一部の人達による願望なのですが、
先週の金曜日に基準価格が1日で-2.3%も下がり、何か書きたくなったのでご紹介。
ChatGPTに分析させて、特定の日や曜日で顕著に上がる/下がる日があるのかを分析させて見ました。
効率的市場仮説を前提に、売買の必勝法ではなく、ちょっとした「アノマリー(異常)」を探す企画です。
まぁ日曜日なのでね、暇なときの読み物としてどうぞ。
結論から言うと、結論はありません。JUST KEEP BUYING。そして握ったまま死ぬ。
これが投資の神に勝つ秘訣。
強いて言うなら、ちょっと気になったのが毎月21日。63回中40回も下落しています。
なんででしょうね。とりあえず他の傾向も見てみましょう。
■まず全期間の成績
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 対象期間 | 2018/10/31~2026/10/23 |
| 基準価額 | 10,000円 → 37,162円 |
| 累積騰落率 | +271.62% |
| 騰落率を計算した営業日 | 1,943日 |
| 1日平均騰落率 | +0.074% |
| 上昇した営業日 | 1,116日(57.4%) |
| 下落した営業日 | 821日(42.3%) |
| 変化なし | 6日(0.3%) |
■1.毎月21日は下がる? 上昇率たった36.5%
普通、株価って上がった、下がった、じゃないですか。そしてオルカンは大体右肩上がり。
なのに毎月21日は63回中40回下落、平均騰落率-0.276%。なんで?
| 基準価額の日付 | 対象日数 | 平均騰落率 | 上昇率 |
|---|---|---|---|
| 3日 | 53 | +0.326% | 67.9% |
| 12日 | 63 | +0.163% | 71.4% |
| 15日 | 66 | +0.268% | 65.2% |
| 16日 | 66 | +0.332% | 66.7% |
| 21日 | 63 | -0.276% | 36.5% |
| 28日 | 68 | +0.166% | 69.1% |
しかも2018~2022年は平均-0.314%、2023年以降も-0.232%。2023年は21日が8戦全敗でした。
とはいえ、2024年は7回中5回上昇しています。
なお、21日は注文日ではなく基準価額の日付です。これは本ページ共通です。
管理人考察:
- ChatGPTによると米国の株式オプションの満期(第3金曜日)前後にあたり、
ポジション調整が影響した可能性があるそうな。ほんまかいな。 - 31通りから弱い日を後付けで選んでいます。一番弱かったのか21日というだけです。
結局、意味はないのでは。今後?シラネ。
■2.火曜日は強い? 金曜日は弱い?
火曜日は平均+0.141%、金曜日は-0.019%。火曜日の上昇率は62.1%でした。
| 曜日 | 対象日数 | 平均騰落率 | 上昇率 |
|---|---|---|---|
| 月曜 | 357 | +0.02% | 55.7% |
| 火曜 | 393 | +0.14% | 62.1% |
| 水曜 | 397 | +0.11% | 55.2% |
| 木曜 | 398 | +0.11% | 57.5% |
| 金曜 | 398 | -0.02% | 56.5% |
特に2023年以降の火曜は上昇率68.1%。ただ、2018~2022年は平均+0.052%にとどまります。
管理人考察:
- 日本の基準価額と米国市場には時差があり、曜日のズレが影響したかもしれません。
- 週末の材料を消化した後の買い戻し、という可能性もあります。
- 直近数年だけ火曜が目立つので、相場環境による偶然もありそうです。
- とかなんだかんだ言って、曜日は5パターンあるので、たまたま強かったのが火曜日だった、という話です。
■3.6月は強く、9月は弱い?
6月は8年中7回上昇、平均+3.20%。9月は8年中5回下落、平均-0.84%でした。
| 月 | 対象年数 | 月間平均騰落率 | 上昇した月 |
|---|---|---|---|
| 1月 | 8 | +1.64% | 6/8回(75.0%) |
| 2月 | 8 | +0.73% | 5/8回(62.5%) |
| 3月 | 8 | -0.70% | 4/8回(50.0%) |
| 4月 | 8 | +3.05% | 6/8回(75.0%) |
| 5月 | 8 | +2.21% | 6/8回(75.0%) |
| 6月 | 8 | +3.20% | 7/8回(87.5%) |
| 7月 | 8 | +1.15% | 6/8回(75.0%) |
| 8月 | 8 | +1.13% | 6/8回(75.0%) |
| 9月 | 8 | -0.84% | 3/8回(37.5%) |
| 10月 | 7 | +3.79% | 5/7回(71.4%) |
| 11月 | 8 | +2.87% | 5/8回(62.5%) |
| 12月 | 8 | +0.22% | 6/8回(75.0%) |
月末基準価額で比較した95か月分です(2026年10月は除外)。
管理人考察:
- 9月の弱さは米国株で知られる「9月効果」と同じ方向。機関投資家の売買調整が一因かもしれません。
- 6月は2023・2024年の好調が平均を押し上げています。
■4.月末・ゴトー日・第8営業日は上がりやすい?
月初は平均-0.114%、月末は+0.132%。さらに第8営業日は+0.368%でした。
| 日程 | 対象日数 | 平均騰落率 | 上昇率 |
|---|---|---|---|
| 月の第1営業日 | 96 | -0.114% | 50.0% |
| 月の最終営業日 | 95 | +0.132% | 60.0% |
| 月の第8営業日 | 96 | +0.368% | 64.6% |
| 5の倍数日(5・10・15・20・25・30日) | 386 | +0.152% | 59.8% |
| それ以外の日(5の倍数日を除く) | 1557 | +0.055% | 56.8% |
5・10・15・20・25・30日の「ゴトー日」も平均+0.152%。ただし休日への前倒しは考慮していません。
管理人考察:
- 月末は機関投資家のリバランスが影響する可能性があります。
- 第8営業日は特に理由が見当たりません。後付けの偶然だろうね。
■5.連休明けは下がりやすい?
基準価額の公表間隔が4日以上空いた日の平均は-0.213%でした。
| 前回公表日からの間隔 | 対象日数 | 平均騰落率 | 上昇率 |
|---|---|---|---|
| 4暦日以上空いた日 | 75 | -0.213% | 53.3% |
| 3暦日以内の日 | 1868 | +0.086% | 57.6% |
ただし2018~2022年は-0.695%、2023年以降は+0.256%。傾向は逆転しています。
管理人考察:
- 日本が休みでも海外市場は動きます。連休中の値動きがまとめて反映される可能性があります。
■6.米国の選挙後は上昇する?
2020年・2024年の米大統領選では、選挙前5営業日は下落、選挙後5営業日は上昇しました。
| 投票日 | 選挙 | 投票日前の5営業日 | 投票日後の5営業日 |
|---|---|---|---|
| 2018/11/6 | 2018年中間選挙 | データ不足 | -0.70% |
| 2020/11/3 | 2020年大統領選 | -5.17% | +9.45% |
| 2022/11/8 | 2022年中間選挙 | -1.40% | +0.26% |
| 2024/11/5 | 2024年大統領選 | -1.88% | +4.37% |
中間選挙も含めると、選挙後は4回中3回上昇。ただし対象はわずか4回です。
管理人考察:
- 大体米国の選挙前は下がって、選挙後は安心感?(絶望感?)から上がります。
つまりお前ら今は選挙前だぞ、買い時だ、急げ!という煽りに乗っかるのは止めておきましょう。
■7.日本の選挙後は?
国政選挙6回の選挙後5営業日は、平均-0.03%。上昇は6回中3回でした。
| 投票日 | 選挙 | 投票日前の5営業日 | 投票日後の5営業日 |
|---|---|---|---|
| 2019/7/21 | 2019年参院選 | -0.49% | +1.12% |
| 2021/10/31 | 2021年衆院選 | +0.36% | +1.33% |
| 2022/7/10 | 2022年参院選 | +2.05% | -1.01% |
| 2024/10/27 | 2024年衆院選 | +0.59% | -1.67% |
| 2025/7/20 | 2025年参院選 | +1.45% | +0.95% |
| 2026/2/8 | 2026年衆院選 | -0.15% | -0.92% |
少なくとも、オルカンに日本の選挙後の「ご祝儀相場」は見えません。
管理人考察:
- だって日経225じゃなくてオルカンだし。
- ジャパンのウエイトは僅か5%程度。極東の島国の村社会の村長選なんてどうでもいいんですよ。
■8.2%以上急落した翌日は反発する?
前回の基準価額が2%超下落した翌日の上昇率は57.3%。全体の57.4%とほぼ同じでした。
| 前回公表日の騰落 | 翌営業日の対象数 | 翌営業日の平均騰落率 | 翌営業日の上昇率 |
|---|---|---|---|
| 前回が-2%未満 | 75 | +0.084% | 57.3% |
| 前回が+2%超 | 66 | -0.267% | 53.0% |
| 前回が-2%~+2%以内 | 1802 | +0.087% | 57.6% |
「大きく下がった翌日は買い」も、今回の数字では裏付けられません。
管理人考察:
- 落ちる時はどこまでもいきます。でも大体は右肩上がり。あんまり関係ないのよ。
■9.最大下落・連続上昇の記録
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| 1日の最大下落 | 2020/3/17:-9.26% |
| 1日の最大上昇 | 2020/3/25:+9.01% |
| 最大ドローダウン | 2020/2/21 → 2020/3/24:-33.81% |
| 上記高値を回復した日 | 2020/11/12 |
| 最長連続上昇 | 10営業日(2024/9/12~9/27、2026/5/21~6/3) |
| 最長連続下落 | 9営業日(2022/9/14~9/28) |
最大下落はコロナショック時の2020年3月17日、-9.26%。最大ドローダウンは-33.81%でした。
今-9.26%きても、「ふ~ん、で、いつ戻るの?」で終わりそう。
■で、何が言いたいの?
で結局、勝つにはどうすればいいのか?答えは「沈黙」。
黙って長期間買い続けることだけ。上で述べたのは全て偶然。だってChatGPTで分析できたことなんて、
世界中の誰しもが知ってます。それを欺くのは無理だし、もし皆がそれをやると、それが原因で市場が動きます。
という訳で、四の五の言わずにさっさと買う、出来るだけ長く、大きく買う、売らない、相場を見ない、
出来れば握ったまま死ぬ、これが一番投資で勝つ秘訣ですね。


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