郵便局員、他人のクレジットカードを配達せずに盗み取り、勝手に買い物をして無事逮捕へ。

郵便局員、他人のクレジットカードを配達せずに盗み取り、勝手に買い物をして無事逮捕へ。

発行していたことすら忘れていたクレジットカードが、数年に一回の更新で届き、
ようやく思い出して年会費を確認して無料で良かった、と、ほっと胸をなでおろすことが
よくあるかと思いますが、日本郵便の社員がそうした「郵便で届くクレジットカード」を配達せずに盗み、
勝手に利用し、逮捕されるという事件が発生しました。

都内の郵便局に勤める34歳の職員が、他人のクレジットカードが入った郵便物を配達せずに着服したとして業務上横領の疑いで逮捕されました。警視庁は同じ手口でカードや商品券などの着服を数十件繰り返していた疑いがあるとみて調べています。

カードでおよそ23万円分の買い物をしていたということで、調べに対し「家具の購入や生活費に充てた」などと供述しているということです。

2021年11月24日 17時55分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211124/k10013359891000.html へのリンク

いつも思いますが、どうしてこういう犯罪でバレないと思うのか。

更新で届くべきクレジットカードが届かなかったら、不審に思う人も多いでしょう。
クレジットカード会社に問い合わせる人も多いでしょう。
そうなったら捜査が始まってあっという間に御用です。

郵便局内の監視カメラ、勤務記録、お店側の監視カメラ、またカード発行会社側の発行記録など、
追跡するにしても手かがりが多すぎて一瞬でバレそうです。

数ヶ月前から、郵便で明細を受け取っている人の郵便物を職権を使って盗み見ておき
（勝手に開封、丁寧に糊付け、ほか3次元非破壊検査装置での文字読み取り）、
後はカード番号だけ抜き取って、その人が本当に決済してそうな加盟店で毎月少額抜き取っていく、
というのならば発覚は遅れるかもしれませんが、いつかはバレるでしょう。

郵便局職員という憲法で保証された信書の秘密を守るべき人間がクレジットカードを盗み取るとは、
あってはならないことですね。

利用者側も、「そういえば有効期限が切れたクレジットカードがあるけど、
更新カードが来てないな」という人は、クレジットカード会社に問い合わせてみましょう。
ただ、あまりにもクレジットカードを使わないと、強制解約されているケースもありますけどね。
後は、明細はめんどくさくても毎月見るようにしましょう。

普通は郵便局員に中身は見られないので、出来る限り紙で貰って見る癖を付けましょう。
電子的に見れるようなサービスもありますけど、それだと見ませんから。