JR東日本の運賃表はこれ。同一運賃で少しでもお得な定期の購入に役に立つな。
定期を買う時に、自宅から職場・学校の最寄り駅まで定期を買うかと思いますが、
その場合に一駅または二駅を延長して買っても値段が同じだったり、経路をいろいろ買えてみたり、
更には磁気定期2枚分割連結技を利用して定期代を安くしたりと、いろいろ悩むかと思います。
その時の参考になるのが、駅に貼ってある、「駅から○○円でどこまで行けるか表」の運賃表ですね。
参考リンク:東京駅 運賃表
例えば、分かりやすく荻窪駅に住んでおり、中央線で東京駅まで通勤し、
東京駅周辺で勤務していると仮定しましょう。
荻窪~東京間の運賃は310円であり、この310円区間で定期券内がオトクなエリアを探してみます。
まず、荻窪駅運賃表を見ると分かる通り、310円区間とは、
有楽町、新日本橋、神田、秋葉原、浅草橋、両国、御徒町あたりとなります。
品川や田端あたりも310円ですが、これは山手線経由で東京駅までたどり着かないルートなので却下。
定期券シミュレーションはJRネットde定期が便利:
探索にはJR東日本:ネットde定期の定期券料金欄を見ましょう。
検索方法は、出発駅に荻窪、経由地に東京、到着地に310円区間である、
有楽町、新日本橋、神田、秋葉原、浅草橋、両国、御徒町あたりを入れてみます。
※あくまでも東京駅を経由させないと、山手線内回り・外回りを利用するコースが
選ばれてしまうため、ドヤ顔でJRのみどりの窓口で「荻窪~品川」の定期券を申し込んだりすると、
新宿乗り換え渋谷経由の山手線の品川駅までの定期券になってしまいます。
そうすると、荻窪~東京駅の一ヶ月定期は9050円ですが、
荻窪~有楽町、荻窪~八丁堀、荻窪~新日本橋でも定期は9050円となります。
※残念ながら新橋は値段が上がります。
※秋葉原は御茶ノ水で総武線に乗り換え、秋葉原でJR山手線東京・品川方面に
※乗り換えることで9050円となります。この場合、中央線で一本で通勤すると、
※多分キセルになるはず?いやどうなんだろ。御茶ノ水、秋葉原、神田、東京駅は
※定期区間内に入っているけど、申請したルートと違う(神田⇔御茶ノ水間が違う)ので、
※やっぱりキセルになりますよね?詳しい人コメント希望。
なお、自宅周辺をカバーするという、1つ隣駅の西荻窪~東京駅は
値段が上がりますので意味が無いかと。
もちろん、経路および営業キロ数で若干変動する場合もありますが、とりあえずはこの運賃表を参考にして、
同一運賃の駅でネットde定期で定期代を調べていくのが、お得な定期の発行方法の近道となります。
まぁ、路線指定して運賃表を見るのが面倒であれば、駅名+各駅情報で検索後、
左下関連リンクの「当駅発の運賃表」ってところにPDFがありますので、そっちから辿るのもありかも。
仮に、自腹でお金を追加してひと駅分延長して買う、もしくは同一金額なので延長して買う、
というのは略取にあたるのかという点ですが、Yahoo!知恵袋でウダウダ議論していますね。
「副業だろうから会社にお伺いを立てるべき」「理由を会社に言うべき」など、
社畜魂全開の回答がなされています。
会社に睨まれると怖いから、とか判断基準はそんなことじゃなくて、
まず会社の明文化されたルールに抵触するか、次に法的もしくは慣例的にどうなのか、ですよ。
まずは自社の就業規則や通勤費支給のルールを確認しましょう。
次に、信頼できるソース(Yahoo!知恵袋以外)の情報を探しましょう。
確かどこかの弁護士事務所あたりが「通勤費の支給が実費相当額を精算する扱いなのか、
通勤費に該当する費用を通勤手当として払っている扱いなのか、で異なる」と書いているのを
読んだような・・・ソースを見つけたら、また貼りますね。
近郊区間内であっても、定期の場合は区間外乗車はNGということになっていますね。
普通のきっぷなら大回り乗車できるのですが。