日経新聞、ドコモirumoが楽天潰しの新プランに見えてしまう。ahamoじゃなくて？

日経新聞、ドコモirumoが楽天潰しの新プランに見えてしまう。ahamoじゃなくて？

なんでこの新聞がこの国でもっともインテリジェンスな経済新聞を名乗っているのかよく分からないのですが、
日経新聞によるとドコモのirumoは楽天潰しの新プラン、とのことです。

【この記事のポイント】
・NTTの2本の矢、1本目は条件次第で業界最安値のプラン
・2本目はデータ利用量に応じて料金が変動するプラン
・2つの新料金プランがNTTの成長と連動

NTTドコモが携帯電話事業の減益を食い止める2本の矢を放った。1本目は条件次第で業界最安値となる小容量プランの提供だ。「官製値下げ」がきっかけで始まった消耗戦のいわば第2幕とも言える新規プラン投入には「楽天潰し」の声もあがるが、ド…
NTT、｢楽天潰し｣のドコモ新プラン　開いた消耗戦の第2幕 – 日本経済新聞

irumo料金プランおさらい：

では、改めてirumo料金プランをおさらいしましょう。
元々はOCNモバイルONEとして、NTTコミュニケーションズの子会社のNTTレゾナントが
提供していたものですが、NTTグループの再編により、NTTドコモがNTTコミュニケーションズを吸収合併し、
その過程でOCNモバイルONEの新規募集を停止、ドコモブランドとしてリブランドの上、
2023年より提供している低価格プランです。

「0.5GB」プランの通信速度は送受信最大3Mbpsとなります。
また、エリアに関わらず、4G（LTE）ネットワークでのご利用となります。

流石にこのプランで楽天は潰せねーだろ。

3GBで2167円は高すぎる。6GBに2827円払うのであればahamoで20GBに行った方がいいし、
9GBで3377円は論外です。

また、通信制限に関しては注意書きも記載されています。

当社設備内でネットワークの混雑時に「5Gギガホ プレミア」「ahamo」等の他の料金プランよりも先に通信速度の制限(通信制御)を実施するため、通信速度が遅くなる場合(例えば動画視聴ではご利用の通信環境により画質が低下する場合)があります。

つまり、快適なときは快適ですが、いざ混雑するとより遅くなるプランとのこと。劣後債みたい。
平日の昼休みは期待出来なさそう。

参考：楽天モバイルのプラン：

3GBまで、1078円
20GBまで、2178円。
20GB以上無制限、3278円。

もしこの世の中にahamo、LINEMO、povoというプランがなかったら、楽天モバイルももう少し
ユーザー数が順調に伸び、楽天証券を身売りすることもなかったでしょうね。

という訳で、真の楽天モバイルキラーとは、ahamo、LINEMO、povoでしょう。

参考：旧OCNモバイルONEのプラン

という訳で、旧OCNモバイルONEのプランを値上げしたのがirumoとなります。
実際の通信速度は、irumoのほうが安定しているみたいではありますが。

果たして楽天モバイルとirumoで悩む人がいるのか、ちょっと謎。
日経新聞はそういう人に取材して記事を書いて欲しいところです。