大手キャリアのスマホのリースプログラム、規制が入りそう。独禁法違反の恐れ、公正取引委員会。
ドコモの「スマホおかえしプログラム」、auの「かえトクプログラム」、
ソフトバンクの「トクするサポート」として提供されるスマートフォンの分割販売がありますが、
これが規制されるかもし知れません。公正取引委員会が見解を示しました。
公正取引委員会は10日、携帯電話市場を巡る実態調査の結果を公表した。携帯電話大手による販売代理店の評価制度が、消費者にとって必要以上に高額な料金プランへの誘導につながっているとして、競争環境上望ましくないとの見解を示した。公取委は大手3社に自主的な改善を求める方針。
中略
公取委は「消費者に契約変更を断念させて選択権を事実上奪う」と指摘した。
ちなみにこの手の実質リースプログラムは、25ヶ月目以降に端末を回収することや
新端末の購入を条件に、残りの割賦代金の支払いを免除するものです。
管理人はこんなプログラムは絶対使わないですし、そのへんのSIMロックフリー端末の中古に
ahamoSIMなどを挿して使えばOKですが、2年に一回Android/iPhoneを買い替えたい人にとって、
このスマホのリースプログラムは選択肢の一つとして考えてもいいと思いますけどね。
この手のメリットデメリットは次のとおりです。
25ヶ月目ぴったりに、リセールバリューが低いAndroidを返却すると割とお得です。
逆に言うと、25ヶ月を超えて、リセールバリューが高いiPhoneを返却すると損をします。
関連記事:ドコモが「スマホおかえしプログラム」の提供を開始へ。36回払いで25-36ヶ月目に携帯を返却すると残債無料。iPhoneも対象。Androidはお得かも。6/1~。
| ニュー節約速報
そして総務省が税金を使って3大キャリアのリースプログラムをまとめたPDFはこちら。
各社の端末購入サポートプログラムの状況。
結構わかりやすくて草。俺もこんな仕事してみたい。在職中は行政権を振りかざして、
ひたすら通信キャリアをいじめ抜いた後、退官後は顧問として天下りしてひたすら迷惑を
掛けてやりたい。
さて話がそれましたが、公取委が「消費者に契約変更を断念させて選択権を事実上奪う」と言ったって、
25ヶ月前に自ら縛られることと引き換えに、端末代を33%OFFまたは50%OFFとなる道を
選んだのは自分ですしね。
誠実な売り方や、わかりやすい販売方法は求められるでしょうけど、
規制するほどでは無いかと。選択肢の一つとしては残しておいて欲しいところです。
事情があってキャリア回線は今後も使うけど、端末は安く買いたい人はいるでしょうしね。
まあ消費者の選択肢としてはありだけど、そのせいで販売店が無理な売り方するのが良くないわな
プログラム料とかいう知能税を辞めさせた時点で消費者の利益は上限叩いてるし、もう良いんじゃない?
これ辞めさせても別にプラン料金下げないだろ三兄弟は
だからさ、代理店制度やめて全店直営でやればいいじゃん。
そうすれば、評価制度不要、高額なインセンティブも不要になる。
顧客対応と言う重要な部分を決して自社でやらず、
他所へ丸投げして、しかも競わせる。
まさに鬼畜の諸行。
リースって書いてあってワロタ
こんな変な制度じゃなくて、車のリースみたいな制度あれば面白いのに。
まぁ、iphoneだと高く売って乗り換え出来るか。