エロ動画の違法ダウンロードで開示請求されて、家族にバレたくないから高額な示談金を強請られる件。お前ら気をつけろ。

エロ動画の違法ダウンロードで開示請求されて、家族にバレたくないから高額な示談金を強請られる件。お前ら気をつけろ。

P2Pのビットトレントなどでエロ動画をダウンロードしたユーザーに発信者情報開示が行われるケースが
相次いでいるそうな。「家族にバレたくない」と相場より高額な示談金に安易に合意するケースもあるそうで、
注意が呼びかけられています。

　ファイル共有ソフト「ビットトレント」を使ってアダルト動画を違法にダウンロードしたユーザーを特定するために、動画の制作会社が「発信者情報開示」の申し立てを裁判所にするケースが相次いでいる。制作会社は、身元がわかったユーザーに示談金を請求しているが、金額が相場よりかなり高額な場合がある。識者は「示談の条件に注意してほしい」と指摘する。

（中略）

　権利侵害の回復は正当な行為だが、問題があるケースもある。裁判で認められる示談金の相場は1本あたり数万円程度だが、数十万円規模の高額な示談金を請求されているケースがあるという。

　丸橋教授は「家族に知られることなどを回避したいというユーザー側の心情を利用している。権利侵害をしたユーザーの行為は違法だが、拙速な示談をしないように弁護士らに相談する自衛策が必要だ」と話している。
アダルト動画の違法ダウンロード、相次ぐ開示請求　高額な示談金も（朝日新聞） – Yahoo!ニュース

ダウンロードした人、というより完全なファイルをアップロードするシーダーを狙い撃ちしているような
気もしますがどうなんでしょう。不完全なファイルだけアップロードするリーチャーも対象なのでしょうかね。

そのへんが記事に触れられてもいないので、状況がさっぱり分かりません。
ダウンロードしただけで発信者情報開示されるのであれば、別にビットトレントじゃなくても、
普通にブラウザでエロ動画をダウンロードした人でも対象になりますしね。

さて、技術的な話はさておき、エロ動画をダウンロードしたこと、そして訴訟を起こされそうなことを
家族にバレたくない、だから焦って高額な示談金に合意する、というのは分かるかも。
「いやいや、高すぎでしょ」なんて言って家族にバレたらまた一悶着起きますしね。

そのへんの男の心理につけ込んだ卑劣なビジネス、新しい詐欺、新しい“収入源”、
と取れなくもない。

という訳で、エロ動画はちゃんと買う、もしくはサンプル動画で我慢する、そもそもエロ動画なんて
見ないでリアル世界で発散する、もし示談書が送られてきたら、家族にバレてもいいので
しっかりと内容を確認し、然るべき場所（法テラスなど）に相談する、という対策を取りましょう。